絆のある働き方をもとめて --
熊沢誠 /著   -- 岩波書店 -- 2013.1 -- 19cm -- 225p

資料詳細

タイトル 労働組合運動とはなにか
副書名 絆のある働き方をもとめて
著者名等 熊沢誠 /著  
出版 岩波書店 2013.1
大きさ等 19cm 225p
分類 366.6
件名 労働組合
注記 文献あり
著者紹介 1938年三重県生まれ。61年京都大学経済学部卒。99年研究会「職場の人権」を設立、2012年まで代表を、現在は顧問を務める。甲南大学名誉教授。専攻は労使関係論、社会政策論。著書「国家のなかの国家−労働党政権下の労働組合・1964−70」など。
内容紹介 社会に競争が溢れる中、敗者の立場のままでも生きていける社会は可能か。労働組合運動の思想・機能・多様な形態を論じ、その軌跡を辿りつつ、現代日本の労使関係を批判的に考察。ユニオニズムの新しい展開を探る。
要旨 なぜ労働組合は嫌われるのか。にもかかわらず、なぜ労働組合こそが必要なのか。民主主義と社会運動のあり方を展望する、「反時代的」な抵抗の書。
目次 1章 労働組合原論―その思想、その機能、その多様なかたち(なぜ今、あらためて労働組合運動なのか;労働組合の思想;労働組合の基本的な機能;さまざまの“労働社会”・それぞれの労働組合);2章 欧米労働組合運動の軌跡と達成(クラフトユニオンの世界;一般組合(ジェネラルユニオン)の登場;職場全員組織と産業別組合―ものがたり・アメリカ自動車産業の組織化;労働組合運動と現代の労使関係);3章 企業別組合への道ゆき―近代化・現代化の日本的特徴と労働者(企業別組合への大まかなプロセス;日本近代化の特徴的な様相;年功制度;戦後民主主義と労働者思想;戦後労働組合運動の展開);4章 労働組合運動の存在は今どこに?(戦後労働組合運動が達成できなかったこと;非正規労働者にとっての企業別組合;正社員(=組合員)にとっての企業別組合;いくつかの重要な関連事項);5章 労働組合=ユニオン運動の明日(労働組合のニーズをめぐる意識状況;企業の組合・職場の組合―その性格の二重性と労働者の選択;中小企業労働者の連帯―支払能力の軛を絶って;非正規労働者たちのユニオン)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-002596-6   4-00-002596-1
書誌番号 1113018017
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113018017

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 Map 366.6 一般書 利用可 - 2050000020 iLisvirtual
港北 公開 366.6 一般書 貸出中 - 2063153667 iLisvirtual