蘭癖大名から豊田喜一郎まで -- 朝日選書 --
中岡哲郎 /著   -- 朝日新聞出版 -- 2013.2 -- 19cm -- 243,11p 合計ページ:254

資料詳細

タイトル 近代技術の日本的展開
副書名 蘭癖大名から豊田喜一郎まで
シリーズ名 朝日選書
著者名等 中岡哲郎 /著  
出版 朝日新聞出版 2013.2
大きさ等 19cm 243,11p 合計ページ:254
分類 502.1
件名 技術‐日本‐歴史‐近代
著者紹介 1928年京都生まれ。53年京都大学理学部卒。定時制高校教諭、企業技術者を経て、神戸市外国語大学講師、大阪市立大学、大阪経済大学教授を歴任。83年にメキシコのエル・コレヒオ・デ・メヒコ客員教授。技術史家。著書に「工場の哲学」など。
内容 索引あり
内容紹介 日清、日露、第1次世界大戦を経験し、勝つたびに領土拡張するも、最後の第2次世界大戦に大敗し、すべてを失った日本。しかし、10年後には高度経済成長が始まる。それはなぜか。技術の角度から考える。
要旨 東から西へ、世界でものと人の移動に伴い繰り返された文明の移転は、18世紀、イギリスで産業革命に結実し、機械で商品を生産販売する時代を生んだ。同じころ鎖国下の日本では、西からの珍品貴宝を求める蘭癖大名らが技能者を巻き込み、反射望遠鏡、時計、大砲などが製品化されるほどに各地でネットワークを築いていた。開国後、殖産興業のスローガンの下、日本の技術者や在来職人は、外来技術と在来技術をうまく組み合わせて、製糸業、紡績業、軽工業、機械工業、製鉄、鉄道などの分野で独自の発展を生む。この間日本は、日清、日露、第一次世界大戦を経験し、勝つたびに領土拡張するも、最後の第二次世界大戦に大敗しすべてを失う。しかし10年後には高度経済成長が始まる。それはなぜか?技術の角度から考える。
目次 第1章 地球史的角度から見た日本と産業革命;第2章 レバント貿易から産業革命まで;第3章 日本の原生的産業革命または後発工業化;第4章 三つの戦争と軍工廠の肥大;第5章 二つの世界大戦の間;最終章 太平洋戦争・敗戦・高度成長
ISBN(13)、ISBN 978-4-02-259996-4   4-02-259996-0
書誌番号 1113020104

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