眼は識る東西の字 --
池田美紀子 /著   -- 国書刊行会 -- 2013.1 -- 22cm -- 509,11p 合計ページ:520

資料詳細

タイトル 夏目漱石
副書名 眼は識る東西の字
著者名等 池田美紀子 /著  
出版 国書刊行会 2013.1
大きさ等 22cm 509,11p 合計ページ:520
分類 910.268
個人件名 夏目 漱石
注記 内容: 眼は識る東西の字 漱石と世紀末の女性たち 漱石の「英詩」から『薤露行』へ 漱石のポー論 二人であることの病い 暗黒への旅 漱石における「個人」と「国家」 遅れて来た死 迷宮都市の光と闇 ハーン・転生・『夢十夜』第一夜 明暗 漱石の「風景庭園」論とピクチャレスク美学 夢想の『庭』 荒野からピクチャレスクへ
著者紹介 東京都生まれ。1976年東京大学大学院比較文学比較文化博士課程修了。ハーヴァード大学客員研究員、慶應義塾大学講師、東京女子大学准教授、ライデン大学東洋文化研究所客員教授、国立台湾大学客員教授をつとめた。著書に「漱石の「こころ」どう読むか、どう読まれてきたか」など。
内容 文献あり 索引あり
内容紹介 西欧の文学・美術の潮流に身をおいた外国体験と、東洋文化の素養の中で漱石文学は成立したが、その全体像は未だ解き明かされていない部分が多い。比較文化の視野の中で作品を味わいつつ、新たな漱石像を構築する。〈受賞情報〉和辻哲郎文化賞一般部門(第26回)
要旨 漱石のゆたかな世界を、斬新な手法と比較文化の視野で読み解く画期的な作家論。近代日本の運命を、世界の潮流のなかで見据えた「国民作家」漱石。日本の行く末を指し示し、世に問うたそのテーマは、二十一世紀の私たちにも語りかける。
目次 眼は識る東西の字;漱石と世紀末の女性たち―ヒロインの肖像;漱石の「英詩」から『薤露行』へ;漱石のポー論;二人であることの病い―漱石の『こゝろ』とポー;暗黒への旅―『坑夫』の成立;漱石における「個人」と「国家」;遅れて来た死―漱石の『こゝろ』と鴎外『興津彌五右衛門の遺書』;迷宮都市の光と闇―『彼岸過迄』;ハーン・転生・『夢十夜』第一夜;『明暗』―ポリフォニーの世界と他者;漱石の「風景庭園」論とピクチャレスク美学―ポープ、ターナー、ワーズワース;夢想の『庭』―漱石、蕪村、王維;荒野からピクチャレスクへ―ポー、ホーソン、ジェイムズと「理想の風景」
ISBN(13)、ISBN 978-4-336-05563-7   4-336-05563-7
書誌番号 1113020572
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113020572

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