「権門体制論」を見直す -- PHP新書 --
岡野友彦 /著   -- PHP研究所 -- 2013.3 -- 18cm -- 214p

資料詳細

タイトル 院政とは何だったか
副書名 「権門体制論」を見直す
シリーズ名 PHP新書
著者名等 岡野友彦 /著  
出版 PHP研究所 2013.3
大きさ等 18cm 214p
分類 210.4
件名 日本‐歴史‐中世 , 院政
著者紹介 1961年神奈川県生まれ。國學院大學文学部卒、同大学院文学研究科日本史学専攻博士課程後期修了。現在、皇學館大学文学部国史学科教授。専門は日本中世史。主な著書に「家康はなぜ江戸を選んだか」など。
内容 文献あり
内容紹介 「院政」とは、天皇家が「中世王権」に変貌した姿である。本書では、摂関家・将軍家・寺社勢力とも対抗し、「権門勢家」のひとつとしてたくましく時代を生き延びた中世皇室の姿を、実証的に明らかにする。
要旨 天皇はなぜ「武士の時代」といわれる中世を生き延びたのか―その答えは「院政」にある。「院政」とはたんに、皇位をしりぞいたのちも前天皇が影響力を保ちつづけたといった単純な政治的事件ではない。それは律令体制が完全に崩壊した中世にあって、国家財政を支えた唯一の経済基盤である「荘園」を、「家産」として「領有」した天皇家の家長「治天の君」が、日本最大の実力者として国政を牛耳った統治システムだった。本書は、摂関家・将軍家・寺社勢力とも対抗し、「権門勢家」のひとつとしてたくましく時代を生き延びた中世皇室の姿を、実証的に明らかにした渾身の力作。
目次 序章 院政とは何か;第1章 日本の荘園はなぜわかりにくいのか;第2章 「権門体制論」とは何か;第3章 さまざまな権門;第4章 院政はなぜ続いたか;終章 中世はいつ始まったか
ISBN(13)、ISBN 978-4-569-81065-2   4-569-81065-9
書誌番号 1113022874

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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