ホッブズ=クック論争からリアリズム法学まで -- Minerva人文・社会科学叢書 --
戒能通弘 /著   -- ミネルヴァ書房 -- 2013.2 -- 22cm -- 345p

資料詳細

タイトル 近代英米法思想の展開
副書名 ホッブズ=クック論争からリアリズム法学まで
シリーズ名 Minerva人文・社会科学叢書
著者名等 戒能通弘 /著  
出版 ミネルヴァ書房 2013.2
大きさ等 22cm 345p
分類 321.233
件名 法律学‐イギリス‐歴史 , 法律学‐アメリカ合衆国‐歴史
著者紹介 1970年東京都生まれ。2000年ロンドン大学経済政治学院LL.M.課程修了。01年同志社大学大学院法学研究科公法学専攻博士後期課程修了。現在、同志社大学法学部准教授。著書「世界の立法者、ベンサム-功利主義法思想の再生」第6回天野和夫賞受賞など。
内容 文献あり 索引あり
内容紹介 英米における最新の法思想研究史を踏まえ、本邦未訳の一次資料も紹介。コモン・ロー思想、実証主義的法思想両陣営の各々の多様性を示し、日本における英米法思想史研究の包括的なアップデートを試みる。
要旨 本書では、英米の最新の法思想史研究、あるいは、わが国ではほとんど触れられることのなかった一次資料などを踏まえつつ、クックからリアリズム法学に至る、近代の裁判を巡るコモン・ロー法律家の思想を包括的に検討している。コモン・ローのコンテクストを強調し、新たな観点から近代英米の法思想を捉え直すことで、裁判を巡る様々な叡智に光を当てつつ、日本における英米法思想史研究の包括的なアップデートを試みる。
目次 第1章 法実証主義的コモン・ロー思想の成立―コモン・ローの正統性危機とヘイル;第2章 ベンサムとコモン・ロー―コモン・ロー思想の三類型に対する包括的批判;第3章 コモン・ロー思想の再生―分析法学と歴史法学;第4章 アメリカのコモン・ロー思想と共同体―イギリス法実証主義に対するアンチテーゼ;補論 近代英米の法の支配に関する法思想史的考察;終章 現代英米の法理学とコモン・ロー伝統
ISBN(13)、ISBN 978-4-623-06561-5   4-623-06561-8
書誌番号 1113026443
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113026443

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