木俣元一 /著   -- 名古屋大学出版会 -- 2013.2 -- 22cm -- 397,71p 合計ページ:468

資料詳細

タイトル ゴシックの視覚宇宙
著者名等 木俣元一 /著  
出版 名古屋大学出版会 2013.2
大きさ等 22cm 397,71p 合計ページ:468
分類 702.04
件名 ゴシック美術
注記 並列タイトル:L’univers visuel du gothique
注記 内容: 序論 隠蔽から開示へのレトリック レヴェラティオをめぐるレヴェラティオ 天に開かれた門 空の向こう側へ 記憶と想起のトポグラフィー イェルサレム・コンスタンティノポリス・パリ 過去の物質的引用 信仰と伝統が交差する場所 「鏡」としてのユダヤ 反転した自己表象 「恐るべき不信仰」とイメージの聖性 聖顔:不在と現前のディアレクティック 痕跡としてのイメージ 顔と顔とを合わせて ヴェロニカと印章 結論
著者紹介 1957年浜松市生まれ。80年名古屋大学文学部卒。82年名古屋大学大学院文学研究科博士前期課程修了。名古屋大学文学部助手、91年名古屋大学文学部助教授などを経て、現在、名古屋大学大学院文学研究科教授。著書「シャルトル大聖堂のステンドグラス」など。
内容 索引あり
内容紹介 イメージによる救済へ…。西洋中世において爆発的に拡大したイメージの世界は、何を顕わにし、それを観る者にいかなる経験や認識をもたらしたのか。画期的なゴシック美術論。
要旨 西洋中世において爆発的に拡大したイメージの世界は、何を顕わにし、それを観る者にいかなる経験や認識をもたらしたのか。黙示録写本、ステンドグラス、聖遺物など、イメージが切り拓いた多様な視覚宇宙を探究し、「見えるようになること」を根底から問い直したゴシック美術論。
目次 第1部 隠蔽から開示へのレトリック(レヴェラティオをめぐるレヴェラティオ―視覚的タイポロジーの試み;「天に開かれた門」―黙示録写本の挿絵と読者/観者の内的ヴィジョン ほか);第2部 記憶と想起のトポグラフィー(イェルサレム・コンスタンティノポリス・パリ―サント=シャペルとその装飾;過去の物質的引用―サン=ドニ大修道院長シュジェールのスポリアを中心に ほか);第3部 「鏡」としてのユダヤ(反転した自己表象―「ユダヤの帽子」の解釈をめぐって;「恐るべき不信仰」とイメージの聖性―聖ニコラウス像を罰するユダヤ教徒);第4部 聖顔:不在と現前のディアレクティック(痕跡としてのイメージ―奇跡的イコンと刻引のメタファー;「顔と顔とを合わせて」―一三世紀イギリス写本における聖顔と祈念 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-8158-0724-5   4-8158-0724-8
書誌番号 1113028644

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