木村秀次 /著   -- おうふう -- 2013.3 -- 22cm -- 468p

資料詳細

タイトル 近代文明と漢語
著者名等 木村秀次 /著  
出版 おうふう 2013.3
大きさ等 22cm 468p
分類 814
件名 日本語‐語彙‐歴史
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1938年東京都生まれ。東京教育大学文学部卒。元千葉大学教授。著書「研究資料漢文学」、編書に「現代漢和辞典」など。
内容 内容: 『論語』の漢語 蘭学資料の漢語 自然科学用語の比喩的転用 考察の視点 「屈折」-意味の特定化 「沸騰」-比喩に基づく多義性 「風化」-『本草綱目』との関わり 「焦点」-「直訳」による術語 「圧力」「摩擦」-物理学用語の中から 「結晶」「蒸発」-化学用語の中から 幕末・明治初期の漢語 「生産」-訳出の工夫 「産業」-訳語定着の過程 「討論」と「演説」-口頭による主張 「文学」-明治初年における概念 「良心」-訳語選定の模索 「教師」-教育者と聖職者 「新聞」-ニュースと報道 「記号」-特異な訳語 「発見」と「発明」-二語の関わり 「出生」-出自と読み 『西洋見聞録』の漢語 村田文夫と『西洋見聞録』 「宗教」に関する語 「文学・言語」に関する語 「政治」に関する語 「郵便」に関する語 「道具・物品」に関する語 ほか5編
内容紹介 近代文明の導入と文明社会の建設に貢献した近代漢語はいつ、いかにして成立し、どんな役割を果たしたのか。近代漢語成立の土壌、形成と受容のしかた、定着の過程、意味の推移、歴史的な意義や問題点について考察。
目次 第1章 『論語』の漢語―近・現代語との関わりなど(採録の方針;採録漢語一覧 ほか);第2章 蘭学資料の漢語―自然科学用語と比喩的転用(自然科学用語の比喩的転用;考察の視点 ほか);第3章 幕末・明治初期の漢語―学術用語など一斑(「生産」―訳出の工夫;「産業」―訳語定着の過程 ほか);第4章 『西洋聞見録』の漢語―創出語と借用語(村田文夫と『西洋聞見録』;「宗教」に関する語 ほか);第5章 『西国立志編』の漢語―近世中国語の活用(中村正直と『西国立志編』;考察の目的と方法 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-273-03700-0   4-273-03700-9
書誌番号 1113037358

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中央 書庫 814/136 一般書 利用可 - 2051624915 iLisvirtual