なぜそれでも人は海で暮らすのか --
東北学院大学震災の記録プロジェクト /編, 金菱清 /編   -- 生活書院 -- 2013.3 -- 21cm -- 259p

資料詳細

タイトル 千年災禍の海辺学
副書名 なぜそれでも人は海で暮らすのか
著者名等 東北学院大学震災の記録プロジェクト /編, 金菱清 /編  
出版 生活書院 2013.3
大きさ等 21cm 259p
分類 662.123
件名 漁業‐宮城県 , 東日本大震災(2011) , 津波‐宮城県
内容 内容: 海辺の歴史文化を守る 獅子と暮らす浜 / 安田寿典著 「災害危険地帯」で花を植え続ける意味 / 伊東康幸著 命を守る防潮堤を“拒否する”人々 / 佐々木広清著 早期の復興を支えた“沖出し” / 今野雄太郎著 おまかない(おすそわけ)のできる浜へ / 伊藤智裕著 海辺を取り戻す作法 唯一「水産業復興特区」に賛成する論理 / 庄司貴俊著 町の存続と漁業を成り立たせる“信頼” / 中坪廉著 「遊び」としてのカツオ節業再建 / 相澤卓郎著 複合経営によって再生される浜の秩序 / 中川恵著 浜を守ることと品質向上の両立 / 菅野航著 海辺をともに切り開く 四半世紀におよぶ協業と原発問題 / 橋元裕香著 ウラとオモテのライバル論 / 佐藤征司著 九六人の協業化の試み / 齋藤宇成著 弱者生活権を保障する / 金菱清著
内容紹介 三陸沿岸を、危機に晒された生を生き抜く智慧が集積した文化的中心として捉え、強圧的な行政政策への対抗論理としての実践性と、災害リスクに対する脆弱性の吸収と回復力の保持を明らかにする。
要旨 2年の歳月を経て、悲しみが深まる人びとがいる一方、時間とともにそれぞれの生活の中に災禍は組み入れられてくる。三陸沿岸を、地理的辺境としてではなく、危機に晒された生を生き抜く智慧が集積した文化的中心として捉え、強圧的な行政政策への対抗論理としての実践性と、災害リスクに対する脆弱性の吸収と回復力の保持を明らかにする。
目次 1部 海辺の歴史文化を守る―コミュニティ論(獅子と暮らす浜(女川町竹浦)―民俗芸能と地域コミュニティの再構築;「災害危険地帯」で花を植え続ける意味(名取市閖上)―“元”茶の間での閖上のまちを再現する;命を守る防潮堤を“拒否する”人々(気仙沼市魚町)―地域社会の紐帯を守るために ほか);2部 海辺を取り戻す作法―復興論(唯一「水産業復興特区」に賛成する論理(石巻市桃浦)―平等性の原則;町の存続と漁業を成り立たせる“信頼”(石巻市雄勝);漁業のモラル・エコノミー論;「遊び」としてのカツオ節業再建(気仙沼市鹿折)―水産加工のマイナー・サブシステンス論 ほか);3部 海辺をともに切り開く―協業化論(四半世紀におよぶ協業と原発問題(山元町磯浜)―ホッキの共同資源管理と反漁師像;ウラとオモテのライバル論(七ヶ彦浜町表浜・浦浜)―海苔技術の革新と疲弊;九六人の協業化の試み(南三陸町志津川戸倉)―社会的ジレンマにメスをいれる取り組み ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-86500-007-8   4-86500-007-0
書誌番号 1113039821
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113039821

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