人類社会の進化 --
河合香吏 /編   -- 京都大学学術出版会 -- 2013.4 -- 23cm -- 420p

資料詳細

タイトル 制度
副書名 人類社会の進化
著者名等 河合香吏 /編  
出版 京都大学学術出版会 2013.4
大きさ等 23cm 420p
分類 469
件名 人類学 , 社会集団
注記 索引あり
著者紹介 1961年生まれ。京都大学大学院理学研究科博士課程修了。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所准教授。主な著書に「野の医療-牧畜民チャムスの身体世界」「集団-人類社会の進化」「ものの人類学」など。
内容 内容: 「集団」から「制度」へ / 河合香吏著 制度の生成機序 制度が成立するとき / 曽我亨著 死という制度 / 内堀基光著 制度と儀礼化あるいは儀礼行動 / 田中雅一著 子ども・遊び・ルール / 早木仁成著 教えが制度となる日 / 寺嶋秀明著 制度表出の具体相 アルファオスとは「誰のこと」か? / 西江仁徳著 共存の様態と行為選択の二重の環 / 伊藤詞子著 見えない他者の声に耳を澄ませるとき / 花村俊吉著 野生の平和構築 / 床呂郁哉著 制度としてのレイディング / 河合香吏著 制度進化の理論 制度以前と以後を繋ぐものと隔てるもの / 北村光二著 役割を生きる制度 / 足立薫著 数学の証明と制度の遂行 / 春日直樹著 制度の基本構成要素 / 船曳建夫著 制度論のひろがり 感情のオントロギー / 大村敬一著 「感情」という制度 / 杉山祐子著 老女は自殺したのか / 西井凉子著 制度の進化的基盤 / 黒田末寿著
内容紹介 人類社会の進化の中での制度の起源とは。言語を媒介しない「自然制度」にまで一旦遡行し、狩猟採集社会、より近代的な社会へと分析することで、制度の起源に迫る。更にはヒトの社会関係の本質を捉えようとする秀作。
要旨 複雑な関係の連鎖としての現代から議論しようとすると、(制度)の本質には迫れない。サルとヒトの共通祖先にまで遡って捉えてこそ、それは見えてくるのだ。言語を媒介しない「自然制度」にまで一旦遡行し、そこから、狩猟採集社会、より近代的な社会へと分析することで、制度の起原に迫り、更にはヒトの社会関係の本質を捉えようとする秀作。
目次 「集団」から「制度」へ―人類社会の進化史的基盤を求めて;第1部 制度の生成機序(制度が成立するとき;死という制度―その初発をめぐって ほか);第2部 制度表出の具体相(アルファオスとは「誰のこと」か?―チンパンジー社会における「順位」の制度的側面;共存の様態と行為選択の二重の環―チンパンジーの集団と制度的なるものの生成 ほか);第3部 制度進化の理論(制度以前と以後を繋ぐものと隔てるもの;役割を生きる制度―生態的ニッチと動物の社会 ほか);第4部 制度論のひろがり(感情のオントロギー―イヌイトの拡大家族集団にみる“自然制度”の進化史的基盤;「感情」という制度―「内面にある感情」と「制度化された妬み」をめぐって ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-87698-282-0   4-87698-282-1
書誌番号 1113041096
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113041096

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