九条兼実とその時代 --
小原仁 /編   -- 勉誠出版 -- 2013.3 -- 22cm -- 420p

資料詳細

タイトル 『玉葉』を読む
副書名 九条兼実とその時代
著者名等 小原仁 /編  
出版 勉誠出版 2013.3
大きさ等 22cm 420p
分類 915.4
件名 玉葉
個人件名 藤原 兼実
著者紹介 聖心女子大学文学部教授。専攻は古代~中世知識階層の思想と宗教。著書に「文人貴族の系譜」「源信」「中世貴族社会と仏教」など。
内容 内容: 九条家と九条兼実 九条兼実の願文をめぐるノート / 小原仁著 九条兼実室「兼子」について / 宮崎康充著 九条兼実の知行国について / 菊池紳一著 鎌倉前期における朝幕交渉の形態的特質 / 甲斐玄洋著 藤原兼実と医家 / 高田義人著 九条家における基層的神祇信仰 / 三橋正著 九条兼実の読書生活 / 佐藤道生著 『玉葉』に見る公家社会 十二世紀における仁和寺法親王 / 柿島綾子著 興福寺への御願供養と料所寄進 / 高山京子著 叡山僧としての隆寛 / 中村文著 治承四年の新嘗祭と五節舞について / 黒澤舞著 王家における后妃故実の蓄積とその意義 / 山田彩起子著 藤原経宗の口伝 / 平藤幸著
内容紹介 九条兼実の残した日記『玉葉』。その記述を一字一句詳細に検討し、そこに描かれた歴史叙述を諸史料と対照することにより、九条兼実と九条家、そして同時代の公家社会の営みを立体的に描き出す。
要旨 十二世紀後半から十三世紀にかけての歴史的大変革の時期を当事者の一人として生き抜いた九条兼実。その兼実の残した日記『玉葉』はさまざまな事実や事件に関わる良質の情報に満ちた第一級の史料として高い評価が与えられてきた。そこには、平安末期から鎌倉初期における摂関家の実態や政治・宗教・文化への関わり、儀礼や学問のあり方など、多方面に資する重要な記事が数多く含まれている。『玉葉』の記述を一字一句詳細に検討し、そこに描かれた歴史叙述を諸史料と対照することにより、九条兼実と九条家、そして同時代の公家社会の営みを立体的に描き出す。
目次 第1部 九条家と九条兼実(九条兼実の願文をめぐるノート―寿永二年願文を中心に;九条兼実室「兼子」について;九条兼実の知行国について;鎌倉前期における朝幕交渉の形態的特質 ほか);第2部 『玉葉』に見る公家社会(十二世紀における仁和寺法親王―守覚法親王登場の前史;興福寺への御願供養と料所寄進;叡山僧としての隆寛―九条家との関わりを中心に;治承四年の新嘗祭と五節舞について ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-585-22047-3   4-585-22047-X
書誌番号 1113041801
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113041801

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