一番基本の数学の話 --
デヴィッド・ベルリンスキ /著, 宮武実知子 /訳   -- 創元社 -- 2013.4 -- 22cm -- 191p

資料詳細

タイトル 1,2,3
副書名 一番基本の数学の話
著者名等 デヴィッド・ベルリンスキ /著, 宮武実知子 /訳  
出版 創元社 2013.4
大きさ等 22cm 191p
分類 410
件名 数学
注記 One,two,three.の翻訳
著者紹介 【ベルリンスキ】1942年生まれ。コロンビア大学卒。同大学で分子生物学の研究助手、オーストリアの国際応用システム分析研究所やフランス高等科学研究所の研究員を経て、アメリカとフランスの多くの大学で数学と哲学を教えてきた。現在はパリ在住。
内容紹介 ものを数える、足し算をする…。誰もがこなす初歩的な「算数」の背後に広がる、深遠で美しい数学の世界。全米各紙誌絶賛。中高生から専門家まで楽しめる、自由闊達な本格数学エッセイ。
要旨 ものを数える、足し算をする。そんな初歩的な「算数」の背後に広がる、深遠で美しい数学の世界。全米各紙誌が絶賛する、即興スタイルのエレガントな数学エッセイ。
目次 羊が1匹、羊が2匹、羊が3匹。毛糸になった…;ヘンリーには6人の妻がいましたが、「Henry」は5文字。数と名前は違います。区別がなければ、数がどう呼ばれるか理解するのは難しく、古今の位取り記数法を理解することは不可能です。;物事に深奥があるのならば、その深奥に達したいという衝動は物理学者だけのものではありません。もっと根源的なものがあるかもしれないのに、なぜ数を根源的だとみなすのでしょう?まったく、なぜ?;人間の知識は本質的に不安定です。私たちは互いに見知らぬ他人ですし、たいてい自分自身のことも知りません。「あなたは自分が知っているつもりのことを知らない」とあなたに言うために、私はあなたが知らない何かを言おうとは思いません。;数学は多くを求めますが、論理学はもっと多くを求めます。これは常識。さほど間違ってはいません。;数学における公理系という概念は中世建築におけるゴシック聖堂のようなものです。それこそ数学者たちが常に憧れ続けてきた形式です。;ペアノの公理は記念碑的な業績です。自然数を公理的に統制できるようになったためです。そして、ペアノの公理には根本的な含みがあります。後続という概念を設けた重要性のためです。;足し算は算数の四則演算のひとつです。あとは、掛け算、引き算、割り算です。どれも2つの数が第3の数へと導かれるか、第3の数をもたらします。2があり、3がある―すなわち2つの数があります。すると、2+3から第3の数5が現れます。;「足し算の定義」という言葉からは、何世紀も据え置かれてきた問題について現代の数学者は今や足し算が何を意味するかはっきり言える立場にある、と思うかもしれません。でも、そうではありません。;数がどのように足されるのか発見した後、古代世界の商人たちはきっとどうやって掛けたらいいのか分かったはずです。その技法はシュメール帝国の筆記術にもありました。〔ほか〕
ISBN(13)、ISBN 978-4-422-41432-4   4-422-41432-1
書誌番号 1113044909

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