北野信彦 /著   -- 雄山閣 -- 2013.2 -- 27cm -- 324p

資料詳細

タイトル ベンガラ塗装史の研究
著者名等 北野信彦 /著  
出版 雄山閣 2013.2
大きさ等 27cm 324p
分類 521.8
件名 日本建築‐歴史 , 塗装‐歴史 , 顔料‐歴史 , 酸化鉄
著者紹介 1959年名古屋市生まれ。82年愛知大学文学部卒。(財)元興寺文化財研究所保存科学センター主任研究員、くらしき作陽大学食文化学部准教授を経て、現在(独)国立文化財機構東京文化財研究所保存修復科学センター伝統技術研究室室長。主要著書「近世出土漆器の研究」など。
内容 内容: 基礎編 赤土ベンガラ 丹土ベンガラ 赤泥ベンガラ パイプ状ベンガラ 鉄丹ベンガラ ローハベンガラ 現代ベンガラ 応用編 元興寺五重小塔取り外し部材 海龍王寺五重小塔 平等院鳳凰堂 浄瑠璃寺本堂 三仏寺奥院(投入堂)の取り外し部材 海住山寺五重塔の内陣四天柱塗装材料 島田神社本殿 元興寺極楽坊の取り外し部材 厳島神社摂社大元神社本殿および内陣の三玉殿 興福寺東金堂ほかの取り外し部材 蓮華王院本堂 初期の日光社寺建造物群 浅草寺二天門 宇治白山神社境内廃棄の紀年銘墨書部材 弁柄窯元・旧片山家住宅 厳島神社社殿の建造物群 結論
内容紹介 歴史的建造物の外観塗装材料として多用されてきたベンガラ顔料に着目。その種類ごとの性状や製造法の分析結果をもとに、16の木造建築物に残るベンガラ顔料の使用状況や、歴史的変遷の調査結果を詳細に報告する。
要旨 歴史的建造物の外観塗装材料として多用されてきたベンガラ顔料に着目し、その種類ごとの性状や製造法の分析結果をもとに、元興寺五重小塔から厳島神社社殿まで奈良時代から近代に至る16の木造建築物に塗装痕跡として残るベンガラ顔料の使用状況や歴史的変遷の調査結果を詳細に報告する。
目次 第1部 基礎編(赤土ベンガラ―文献史料に登場する「赤土」に関する基礎的調査;丹土ベンガラ―いわゆる「丹土」と称されるベンガラに関する基礎的調査;赤泥ベンガラ―豊後国風土記に記された「赤湯泉(あかゆ)」の赤泥状沈殿物に関する基礎的調査;パイプ状ベンガラ―パイプ状ベンガラの生産と使用に関する基礎的調査 ほか);第2部 応用編(元興寺五重小塔取り外し部材;海龍王寺五重小塔;平等院鳳凰堂;浄瑠璃寺本堂(九体阿弥陀堂) ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-639-02263-3   4-639-02263-8
書誌番号 1113050275
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113050275

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階自然科学 Map 521.8 一般書 利用可 - 2051351684 iLisvirtual