新潮新書 --
岡本茂樹 /著   -- 新潮社 -- 2013.5 -- 18cm -- 220p

資料詳細

タイトル 反省させると犯罪者になります
シリーズ名 新潮新書
著者名等 岡本茂樹 /著  
出版 新潮社 2013.5
大きさ等 18cm 220p
分類 326.34
件名 犯罪心理学
著者紹介 1958年兵庫県生まれ。中学・高校で英語教員を務めた後、武庫川女子大学大学院臨床教育学研究科博士課程修了。立命館大学産業社会学部教授。日本ロールレタリング学会理事長。刑務所での累犯受刑者の更生支援にも関わっている。
内容紹介 犯罪者に即時に「反省」を求めると、彼らは「世間向けの偽善」ばかりを身に付けてしまう。本書では、「厳罰主義」の視点では欠落している「不都合な真実」を、更生の現場の豊富な実例とともに語る。
要旨 犯罪者に反省させるな―。「そんなバカな」と思うだろう。しかし、犯罪者に即時に「反省」を求めると、彼らは「世間向けの偽善」ばかりを身に付けてしまう。犯罪者を本当に反省に導くのならば、まずは「被害者の心情を考えさせない」「反省は求めない」「加害者の視点で考えさせる」方が、実はずっと効果的なのである。「厳罰主義」の視点では欠落している「不都合な真実」を、更生の現場の豊富な実例とともに語る。
目次 第1章 それは本当に反省ですか?(2度の接触事故を起こした時の私の本音;「後悔」が先、「反省」はその後 ほか);第2章 「反省文」は抑圧を生む危ない方法(「模範的な反省文」から読み取れること;反省は抑圧を生み、最後に爆発する ほか);第3章 被害者の心情を考えさせると逆効果(被害者の視点を取り入れた教育;矯正教育なんかしない方がマシ? ほか);第4章 頑張る「しつけ」が犯罪者をつくる(りっぱなしつけが生き辛さを生む;「しつけ」がいじめの一因に ほか);第5章 我が子と自分を犯罪者にしないために(問題行動の背景をいっしょに考える;親から「迷惑をかけられたこと」を考える ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-10-610520-3   4-10-610520-9
書誌番号 1113051832

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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