水田宗子 /著   -- 平凡社 -- 2013.5 -- 20cm -- 333p

資料詳細

タイトル 大庭みな子記憶の文学
著者名等 水田宗子 /著  
出版 平凡社 2013.5
大きさ等 20cm 333p
分類 910.268
個人件名 大庭 みな子
注記 並列タイトル:Minako Oba;Literature of Memory
注記 文献あり 著作目録あり 年譜あり 索引あり
著者紹介 1937年東京都生まれ。東京女子大卒、イェール大学大学院卒。(学)城西大学理事長。著書に「エドガー・アラン・ポオの世界-罪と夢」など。
内容 内容: 評論 沈黙 霧と森の世界 生の原初の風景への帰還 共生と循環 「漂う」感覚 原初の生と物語の根源へ 大庭みな子の物語の変貌 記憶の文学 大庭みな子の物語世界の構造 浦島草 夢野 啼く鳥の 記憶の文学の円環構造 対談 やわらかいフェミニズムへ / 大庭みな子述 女性表現の深層から / 大庭みな子述 女の文学・男の文学 / 大庭みな子述 〈山姥〉なるものをめぐって / 大庭みな子述
内容紹介 現代文明の痛点を描き続けた芥川賞作家・大庭みな子。その啓示的かつ豊穣な世界を、ジェンダー学の水田宗子が、様々な観点からひもとく。文学の可能性の極限を問う、画期的評論集。書評、講演、大庭との対談も収録。
要旨 ヒロシマから70年―それはポスト・メモリー(記憶以後)の時代。人は他者のトラウマの記憶を自己探求につなぎ、生き延びることができるか。現代文明の痛点を描き続けた大庭みな子の啓示的かつ豊饒な世界を読み解き、文学の可能性の極限を問う、画期的評論集!
目次 評論(沈黙―女性表現の深層;霧と森の世界―大庭みな子における物語の原型;生の原初の風景への帰還―大庭みな子の小説の世界;共生と循環―大庭みな子における“森の世界”の変容;「漂う」感覚;原初の生と物語の根源へ;大庭みな子の物語の変貌;記憶の文学(1)大庭みな子の物語世界の構造―欲望と孤独;記憶の文学(2)『浦島草』―トラウマとしての記憶と回復つぃての記憶の文学;記憶の文学(3)『夢野』―生き残る欲望から生き延びる夢へ;記憶の文学(4)『啼く鳥の』―「記憶のサガ」の完成;記憶の文学(5)記憶の文学の円環構造―『七里湖』:終わりのない始まり);対談(×大庭みな子)(やわらかいフェミニズムへ;女性表現の深層から;女の文学・男の文学;“山姥”なるものをめぐって)
ISBN(13)、ISBN 978-4-582-83620-2   4-582-83620-8
書誌番号 1113054896
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113054896

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