ミヤコ言葉から言文一致まで --
野村剛史 /著   -- 岩波書店 -- 2013.5 -- 20cm -- 349p

資料詳細

タイトル 日本語スタンダードの歴史
副書名 ミヤコ言葉から言文一致まで
著者名等 野村剛史 /著  
出版 岩波書店 2013.5
大きさ等 20cm 349p
分類 810.25
件名 日本語‐歴史‐近世 , 日本語‐歴史‐明治時代
著者紹介 1951年東京都生まれ。75年京都大学文学部卒。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授。主要論文・著書「上代語のノとガについて上・下」「モダリティ形式の分類」「話し言葉の日本史」。
内容紹介 室町人たちのミヤコへの憧れ、江戸・日本橋の商人たちの出自、明治初期の人口移動などに着目し、「標準語」形成研究の新しい地平を開く。さらに、「標準語」の浸透から「言文一致体」定着への道筋を明らかにする。
要旨 近世の武家や知識人たちは、地域・方言が異なってもお互いに通じる言語を獲得していた。そのような近世スタンダードはいかにして伝播したのか。言文一致体を生み出した明治期スタンダードとどうつながるのか。山田美妙や二葉亭四迷の言文一致体使用はいかなる意味を持つのか。多分野にわたる膨大な資料を読み解いて明らかにした、定説を覆す画期的な論考。
目次 第1部 日本語スタンダードの形成(室町期の言語 中央語の誕生;ニュータウン江戸と近世スタンダード;日本橋商人;幕末・明治初期の共通語;明治初年の東京山の手;スタンダードの確立;公共圏言語への可能性);第2部 スタンダードから言文一致体へ(明治初年の口語体;山田美妙の言文一致体;二葉亭四迷の言文一致体;口語体の制覇;回想t忘却)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-024294-3   4-00-024294-6
書誌番号 1113057257

所蔵

所蔵は 2 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 3階一般調査 Map 810.2 一般書 利用可 - 2050637835 iLisvirtual
戸塚 公開 Map 810 一般書 利用可 - 2050648608 iLisvirtual