フェア・トレードと産消提携 --
辻村英之 /著   -- 太田出版 -- 2013.6 -- 20cm -- 257,4p 合計ページ:261

資料詳細

タイトル 農業を買い支える仕組み
副書名 フェア・トレードと産消提携
著者名等 辻村英之 /著  
出版 太田出版 2013.6
大きさ等 20cm 257,4p 合計ページ:261
分類 611.4
件名 農産物市場 , フェアトレード
注記 索引あり
著者紹介 1967年愛知県生まれ。在タンザニア日本大使館専門調査員、金沢大学経済学部助教授を経て、現在、京都大学農学研究科准教授。主な著書「コーヒーと南北問題」など。
内容 内容: 国際フェア・トレードと産消提携 フェア・トレードの価格形成と役割 多様化するフェア・トレードの現状と課題 フェア・トレードの普及を考える 大手企業の倫理的調達・CSRにおけるフェア・トレードの位置 提携型フェア・トレードにみる倫理観・理念の連鎖 フェア・トレードにおける産消交流の意義 国内フェア・トレードと産消提携 米の価格形成制度と「ライスショック」 京都・綾部米の価格形成と生協産直の課題 遊佐町農協と生活クラブ生協の産消提携の発展 遊佐町農協と生活クラブ生協の産消提携の度合 産消提携型取引のモノサシ
内容紹介 消費者の新しいあり方が農業を保障する。日本におけるフェア・トレード論の新地平を切り開いた著者が、生活クラブの共同開発米を事例に、フェア・トレード論を国内にも応用し、日本農業の持続の回路を指し示す。
要旨 日本におけるフェア・トレード論の新地平を切り開いた著者が、フェア・トレード論の分析枠を国内の産消提携活動に適用し、フェア・トレードの普遍性を提起する意欲作。倫理的・社会的配慮に基づいて選択を行う消費者市民=新しい消費者の共同した消費行動=社会運動=産消提携が、世界の規範的なフェア・トレード類型であるだけでなく、それこそが、日本農業の持続的発展の回路であることを指し示す。農業、農協、生協、消費者団体の関係者・研究者だけでなく、心ある多くの市民にとって、本書は未来を切り開くテキストである。
目次 第1章 国際フェア・トレードと産消提携(フェア・トレードの価格形成と役割;多様化するフェア・トレードの現状と課題―フェア・トレードの論点1;フェア・トレードの普及を考える―フェア・トレードの論点2;大手企業の倫理的調達・CSRにおけるフェア・トレードの位置―コーヒー産業を事例として;提携型フェア・トレードにみる倫理観・理念の連鎖―「キリマンジャロ・ルカニアラビカ」コーヒーを事例として;フェア・トレードにおける産消交流の意義);第2部 国内フェア・トレードと産消提携(米の価格形成制度と「ライスショック」;京都・綾部米の価格形成と生協産直の課題―「顔の見える関係」から産消提携・「国内フェアトレード」へ;遊佐町農協と生活クラブ生協の産消提携の発展―生産者と消費者の支え合いの進化と倫理観・理念の重ね方;遊佐町農協と生活クラブ生協の産消提携の度合―買い支えの仕組みと提携指標;産消提携型取引のモノサシ―産直から産消提携へ)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7783-1357-9   4-7783-1357-7
書誌番号 1113057782
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113057782

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階自然科学 611.4 一般書 貸出中 - 2050902504 iLisvirtual