『僧伝』が語る異文化の交錯 --
水口幹記 /著   -- 勉誠出版 -- 2013.6 -- 20cm -- 360,6p

資料詳細

タイトル 渡航僧成尋、雨を祈る
副書名 『僧伝』が語る異文化の交錯
著者名等 水口幹記 /著  
出版 勉誠出版 2013.6
大きさ等 20cm 360,6p
分類 188.42
個人件名 成尋
注記 合計ページ:366
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 立教大学文学部助教。専門は日本古代史・文化史・文学。著書に『日本古代漢籍受容の史的研究』、藤巻和宏編『聖地と聖人の東西』、小峯和明編『〈予言文学〉の世界-過去と未来を繋ぐ言説-』、訳書に黄俊傑著『東アジア思想交流史-中国・日本・台湾を中心として-』などがある。
内容紹介 平安後期に中国へ渡り、彼の地で生涯を終えた天台僧「成尋」。成尋の書き残した渡航日記『参天台五臺山記』、そして中国側史料を精査することで見えてきたものとはいったい何か。語り語られることの歴史学。
要旨 平安後期に中国へ渡り、彼の地で生涯を終えた天台僧「成尋」。皇帝より要請された祈雨を成功させ、大師号を賜ったその功績は、中国で華々しく活躍した先達として、日本の数々の高僧伝において取り上げられている。しかし、中国側史料には、この一連の祈雨成功については一切語られていなかった―成尋の書き残した渡航日記『参天台五臺山記』、そして中国側史料を精査することで見えてきたものとはいったい何か…語り、語られることで交錯する異文化の諸相を立体的に捉え、文化・歴史とは何かを再考する新たな歴史学。
目次 第1章 『参天台五臺山記』と成尋祈雨;第2章 日本古代の祈雨―日本から見た成尋祈雨(一);第3章 成尋の東密修法への関心―日本から見た成尋祈雨(二);第4章 中国古代の祈雨―中国から見た成尋祈雨(一);第5章 宋代の祈雨と仏教―中国から見た成尋祈雨(二);第6章 成尋の夢と『参天台五臺山記』;第7章 成尋伝の生成と展開
ISBN(13)、ISBN 978-4-585-22054-1   4-585-22054-2
書誌番号 1113059989

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