新潮新書 --
里見清一 /著   -- 新潮社 -- 2013.6 -- 18cm -- 236p

資料詳細

タイトル 衆愚の病理
シリーズ名 新潮新書
著者名等 里見清一 /著  
出版 新潮社 2013.6
大きさ等 18cm 236p
分類 304
著者紹介 1961年鳥取県生まれ。86年東京大学医学部卒。国立がんセンター中央病院内科などを経て2009年より三井記念病院呼吸器内科科長。日本癌学会・日本臨床腫瘍学会・日本肺癌学会評議員。著書に「偽善の医療」など。
内容紹介 「素人」のさばり国滅ぶ。現役医師がこの国を診断。見えてきたのは、国全体を覆う、プロを軽視して素人を持て囃す病だった。ロジカルでシニカル、時にアクロバティックな議論から日本の本当の病状を炙り出す社会論。
要旨 現役医師が、冷徹な眼差しでこの国を診断。見えてきたのは、国全体を覆う、プロを軽視して素人を持て囃す病だった。「情報が患者の不安を生産する」「敗戦処理はエースの仕事」「民主主義がヒトラーやルーピーを生む」「人は思考停止を欲する」―ロジカルでシニカル、ときにアクロバティックな議論から日本の本当の病状を炙り出す、毒と逆説と笑いに満ちた社会論。
目次 1 「敗戦処理」はエースの仕事である(「敗戦処理」とは何か;「患者の死」は忌むべき敗北なのか;「寝たきり」人生の価値);2 情報が害毒を生産する(不安のもとになる情報;「最悪を想定する」という無責任);3 「惰性」の研究(惰性の功罪;「タリバンホスピス」の傲慢;人は思考停止を欲する;座生の活用とその限界);4 諸悪の根源、民主主義(ルーピーを生み出すシステム;自称リーダー多くして国沈む;あなたも私もビョーキである;「信じる」者は救われない);5 逆風下のプロフェッショナリズム(八百長は文化である;「原子力村」のプロが日本を救う;金で魂を売る作法;死神の仕事、実は医者の仕事)
ISBN(13)、ISBN 978-4-10-610525-8   4-10-610525-X
書誌番号 1113060444
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113060444

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