ゲーテより現代へ --
前田富士男 /編   -- 三元社 -- 2013.6 -- 22cm -- 493,83p 合計ページ:576

資料詳細

タイトル 色彩からみる近代美術
副書名 ゲーテより現代へ
著者名等 前田富士男 /編  
出版 三元社 2013.6
大きさ等 22cm 493,83p 合計ページ:576
分類 702.06
件名 美術‐歴史‐近代 , 色彩
注記 並列タイトル:Looking at Modern Art through Color
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1944年生まれ。慶應義塾大学大学院修了。中部大学教授。慶應義塾大学名誉教授。専門は西洋近代美術史・芸術学。著訳書に「朝日美術館パウル・クレー」など。
内容 内容: 近代絵画論の再構築へ / 前田富士男著 色彩の革命 シュヴルルの色彩論 / 中島恵著 J・M・W・ターナーの色彩研究 / 加藤明子著 橙-白-青の男 / 青野純子著 浮世絵の色彩 / 内藤正人著 絵画の内容としての「気分」と色彩 / 大木(小田部)麻利子著 アンリの「科学的感性論」とスーラ、シニャック / 橋本まゆ著 色彩への挑戦 キュビスムと色彩、もう一つの物語 / 加藤有希子著 マティスの色彩 / 長井理佐著 モンドリアンにおける「関係」的造形と色彩の位置 / 福士理著 非物質的絵画への希望 / 平松啓央著 近代建築と色彩 / 太田敬二著 色彩と音の響きの感受、あるいは「シンボルの生成」 / 眞壁宏幹著 ミース・ファン・デル・ローエのガラス建築 / 後藤文子著 色彩のいま 明暗としてのオール・オーヴァー / 平野千枝子著 ポップ・アートと色彩 / 近藤由紀著 ミニマリズムにおける色彩 / 水沼啓和著 虹を想い描く / 三本松倫代著 動きと色彩 / 寺地亜衣著 一九五〇年代以降の建築と写真における色彩について / 保坂健二朗著 メディア芸術試論 / 脇本厚司著 色彩のゆくえ 近代テキスタイルと色彩 / 石井美恵著 色彩に寄りそって / 松田千草著 作曲パラメータとしての「音色」 / 藤井孝一著 ウィトゲンシュタイン色彩論の再評価 / 粂川麻里生著 パノフスキーの色彩論 / 一條和彦著
内容紹介 近代の美術作品において色彩表現はラディカルに追求されたが、本質への解釈や議論はいまだ尽くされないまま。捉えがたい色彩を「知覚の現象学」から問いなおし、近代美術の理解を刷新する、26人による研究集成。
要旨 近代の美術作品において色彩表現はラディカルに追求されたが、その本質への解釈や議論はいまだ尽くされないままだ。捉えがたい色彩、それを「知覚の現象学」から問いなおし、近代美術の理解を刷新する、26人による研究集成。イメージの色彩表現に芸術作品の根本を問う。色彩考察のための基本資料となる「用語集」「主要研究資料」を所収。
目次 1 はじめに(近代絵画論の再構築へ―色彩研究の立場から);2 色彩の革命―十九世紀の美術(シュヴルルの色彩論―色彩の同時コントラストの法則とその受容についての一考察;J.M.W.ターナーの色彩研究 ほか);3 色彩への挑戦―二〇世紀における古典的近代(キュビスムと色彩、もう一つの物語;マティスの色彩 ほか);4 色彩のいま―第二次世界大戦後の現代美術(明暗としてのオール・オーヴァー―ジャクソン・ポロックと写真;ポップ・アートと色彩 ほか);5 色彩のゆくえ―検証の視点(近代テキスタイルと色彩―ヨーロッパの染色史からたどる;色彩に寄りそって―絵具とヴァルール ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-88303-319-5   4-88303-319-8
書誌番号 1113060573

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