披露の場と季節 --
斎藤正昭 /著   -- 笠間書院 -- 2013.6 -- 22cm -- 288,8p 合計ページ:296

資料詳細

タイトル 源氏物語の誕生
副書名 披露の場と季節
著者名等 斎藤正昭 /著  
出版 笠間書院 2013.6
大きさ等 22cm 288,8p 合計ページ:296
分類 913.36
件名 源氏物語
個人件名 紫式部
注記 年譜あり 索引あり
著者紹介 1955年静岡県生まれ。87年東北大学大学院博士課程国文学専攻単位取得退学。元いわき明星大学人文学部教授。著書に「源氏物語展開の方法」「源氏物語成立研究-執筆順序と執筆時期-」「紫式部伝-源氏物語はいつ、いかにして書かれたか」など。
内容 内容: 五十四帖の執筆・発表時期 第一期(帚木三帖) 第二期前半(「桐壺」~「葵」六帖) 第二期後半(「賢木」~「藤裏葉」十二帖) 第三期(「蓬生」~「関屋」と玉鬘十帖) 第四期(「若菜上」~「幻」) 第五期(「匂宮」~「竹河」) 『源氏物語』のモデルと准拠 帚木三帖 「桐壺」巻 六条御息所 朝顔斎院 「浮舟」巻における実名考 王朝文学は如何にして発表されたか 『宇津保物語』『落窪物語』『堤中納言物語』からの照射 枕草子 紫式部日記
内容紹介 紫式部は「源氏物語」五十四帖の各巻を、いつ、どのように執筆・発表したか。自身による五期構成説に基づき、推定でき得る限りの執筆時期を提示してきた著者が、さらなる執筆時期の限定、及びモデル・准拠を求める。
要旨 紫式部は『源氏物語』五十四帖の各巻を、いつ、どのようにして執筆・発表したか。これまで著者は、自身による五期構成説に基づき、推定でき得る限りの執筆時期を提示してきたが、本書でさらなる執筆時期の限定、及びモデル・准拠を求めていく。具平親王家サロン周辺、並びに彰子中宮サロンという披露の場と、巻々に示されている時節を手がかりに、埋もれた事実を発掘する。
目次 第1章 五十四帖の執筆・発表時期―発表の場と季節を手掛かりとして(第一期(帚木三帖);第二期前半(「桐壷」~「葵」六帖)―源明子の典侍辞任を手掛かりとして;第二期後半(「賢木」~「藤裏葉」十二帖) ほか);第2章 『源氏物語』のモデルと准拠(帚木三帖―具平親王と光源氏;「桐壷」巻―敦康親王と光る君;六条御息所―京極御息所・中将御息所・斎宮女御を手掛かりとして ほか);第3章 王朝文学は如何にして発表されたか(『宇津保物語』『落窪物語』『堤中納言物語』からの照射;『枕草子』―女房文学発表の場;『紫式部日記』―『枕草子』の影響)
ISBN(13)、ISBN 978-4-305-70697-3   4-305-70697-0
書誌番号 1113062179
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113062179

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