〈文明〉の批判理論を読み解く --
中川久嗣 /著   -- 東海大学出版会 -- 2013.6 -- 22cm -- 210p

資料詳細

タイトル ミシェル・フーコーの思想的軌跡
副書名 〈文明〉の批判理論を読み解く
著者名等 中川久嗣 /著  
出版 東海大学出版会 2013.6
大きさ等 22cm 210p
分類 135.5
個人件名 フーコー,ミシェル
注記 索引あり
著者紹介 1961年京都府生まれ。立命館大学文学部卒。東海大学大学院文学研究科博士課程後期修了。東京理科大学、東海大学非常勤講師などを経て、現在は東海大学文学部ヨーロッパ文明学科教授。専門はフランス思想、フランス文化論。主な著作は「他者の風景」など。
内容 内容: 『狂気の歴史』と思考の可能性 『言葉と物』における他者の思考について 『知の考古学』における言表/言説の実定性について 『知への意志』から『快楽の活用』へ ローマ帝政期における自己への配慮と批判的知の問題 ミシェル・フーコーの批判理論 ミシェル・フーコーの比較文明論
内容紹介 ミシェル・フーコーの思想を初期から末期の著作に至るまで、「他者」「批判」「文明」などをキー概念とする首尾一貫した方法で読み込み、フーコーの思想の全体像を描き出そうとする書。
要旨 フーコーのテクストを丹念に追いながら、彼が諸著作・諸論文において展開した「権力‐知」についてのさまざまな批判的分析を、一貫したやり方で、かつ明晰に理解。そこから「批判理論」とでも言えるものを抽出し、その哲学的・思想的な可能性を吟味した。
目次 第1章 『狂気の歴史』と思考の可能性―フーコー・デリダ論争をめぐって;第2章 『言葉と物』における他者の思考について;第3章 『知の考古学』における言表/言説の実定性について;第4章 『知への意志』から『快楽の活用』へ―フーコーの「自己の倫理」の問題系と「権力‐知」批判;第5章 ローマ帝政期における自己への配慮と批判的知の問題―古代倫理をめぐるミシェル・フーコーの比較研究について;第6章 ミシェル・フーコーの批判理論―いわゆる規範的問題をめぐって;第7章 ミシェル・フーコーの比較文明論―境界からの批判的思考の可能性について
ISBN(13)、ISBN 978-4-486-01972-5   4-486-01972-5
書誌番号 1113063286

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