ポライトネスからの眺め -- 開拓社言語・文化選書 --
福田一雄 /著   -- 開拓社 -- 2013.6 -- 19cm -- 211p

資料詳細

タイトル 対人関係の言語学
副書名 ポライトネスからの眺め
シリーズ名 開拓社言語・文化選書
著者名等 福田一雄 /著  
出版 開拓社 2013.6
大きさ等 19cm 211p
分類 801
件名 ポライトネス(言語学) , 人間関係
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1947年三重県生まれ。72年大阪教育大学大学院修士課程修了。93~94年ケンブリッジ大学英語科客員研究員。新潟大学大学院現代社会文化研究科・人文学部教授を経て、現在、新潟大学名誉教授。
内容紹介 言語の対人関係的機能をBrown and Levinsonのポライトネス理論から考察。ポライトネスは敬語や「丁寧さ」とどう違うのか。理論言語学的議論に加えて、筆者の私的視点も導入した、語用論の入門書。
要旨 沈黙するか、そっと伝えるか、ずばり言うか、それとも意図を明示し、かつ聞き手に配慮して話すのか。言語の対人関係的機能をBrown and Levinsonのポライトネス理論から考察。ポライトネスは、敬語や「丁寧さ」とどう違うのか。理論言語学的議論に加えて、著者の私的視点も思い切って導入。楽しく読める語用論の入門書。
目次 第1章 言語使用とコンテクスト(言語と対人関係性;文の意味と話者の意味;コンテクストとはなにか;生きた言語とコンテクスト);第2章 丁寧さとポライトネス(「わきまえ」と「かしこまり」―日本的丁寧さ;Brown and Levinson(1987)のポライトネス理論;2種類のフェイス;フェイス侵害行為(FTA)とその補償;2種類のポライトネス;FTAの程度と会話方略の選択);第3章 消極的ポライトネス―対人的距離化(ポライトネス方略;敬語とポライトネス;2種類のフェイスのどちらのフェイスの侵害なのか;沈黙とオフレコードの意味機能;日英語の消極的ポライトネス―いくつかの実例から);第4章 積極的ポライトネス―対人的距離の縮減(相手との距離縮減のポライトネス;「タメ口」の意味機能;ポライトネス意図と反ポライトネス意図;大学生と積極的ポライトネス;日英語のポライトネス―いくつかの実例から);第5章 現代日本語の中のポライトネス現象(丁寧化する日本語;「優しさ」とポライトネス;「怒ること」とポライトネス;より豊かな日本語ポライトネスへ向けて)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7589-2538-9   4-7589-2538-0
書誌番号 1113063384

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