消費とアートを越えた「先」 --
原田裕規 /編著   -- フィルムアート社 -- 2013.6 -- 19cm -- 267p

資料詳細

タイトル ラッセンとは何だったのか?
副書名 消費とアートを越えた「先」
著者名等 原田裕規 /編著  
出版 フィルムアート社 2013.6
大きさ等 19cm 267p
分類 723.53
個人件名 ラッセン,クリスティアン
注記 並列タイトル:Essays on works and reception of Lassen in Japan.
注記 文献あり 著作目録あり 作品目録あり 年譜あり
著者紹介 1989年山口県生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科修士課程先端芸術表現専攻在籍。美術家。主な活動として、個展に「原田裕規展」、キュレーションに「ラッセン展」「心霊写真展」、論考に「アール・ローラン論」など。
内容 内容: Discussion 日本のアートと私たちのクリスチャン・ラッセン / 大野左紀子, 暮沢剛巳, 中ザワヒデキ述 「ラッセン体験」への招待 クリスチャン・ラッセンの画業と作品 / 原田裕規著 美術史にブラックライトを当てること / 千葉雅也著 Essay ラッセンノート(再び制作し、書くために) / 上田和彦著 日本社会における受容 「日本の美術に埋め込まれた〈ラッセン〉という外傷」展 / 大野左紀子著 “アウトサイダー”としてのラッセン / 斎藤環著 ラッセンという過剰さ / 加島卓著 「価値」をめぐって 信用と複製芸術 / 櫻井拓著 〈見世物〉に対するまなざしの行方 / 河原啓子著 Essay 作品分析のアクチュアリティ / 原田裕規著 二つの世界 クリスチャン・ラッセン、二つの世界のエッジで / 石岡良治著 ラッセンをイルカから観る / 土屋誠一著 Essay 日本とラッセンをめぐる時空を超えた制度批判の(ドメスティックな)覚書 / 大山エンリコイサム著 制度批判を越えた〈新しいつながり〉へ ラッセンの(事情)聴取 / 星野太著 樹木と草原 / 北澤憲昭著
内容紹介 クリスチャン・ラッセンを日本美術の分断のひとつの象徴と捉え、徹底した作品分析と、日本における受容のかたちを明らかにする。多彩なフィールドに立つ論者15名による、初のクリスチャン・ラッセン論。
要旨 癒しの「マリン・アーティスト」なのか?究極の「アウトサイダー」なのか?初のクリスチャン・ラッセン論。
目次 1 「ラッセン体験」への招待(クリスチャン・ラッセンの画業と作品―事後的評価と再召喚される「ベタ」(原田裕規);美術史にブラックライトを当てること―クリスチャン・ラッセンのブルー(千葉雅也));2 日本社会における受容―美術史の闇を照らすために(「日本の美術に埋め込まれた“ラッセン”という外傷」展(大野左紀子);“アウトサイダー”としてのラッセン(斎藤環);ラッセンという過剰さ―美術史は何を書くことができないのか(加島卓));3 「価値」をめぐって―いかにして「見る」べきか?(信用と複製芸術―紙幣としての美術(櫻井拓);“見世物”に対するまなざしの行方―ラッセンの日本的受容をめぐって(河原啓子));4 二つの世界―サーフィンとアート(クリスチャン・ラッセン、二つの世界のエッジで(石岡良治);ラッセンをイルカから観る―ジョン・C.リリィ再読のための一試論(土屋誠一));5 制度批判を越えた“新しいつながり”へ(ラッセンの(事情)聴取(星野太);樹木と草原―「美術」におけるクリスチャン・ラッセンの位置を見定めるための、また、それによって従来の「美術」観を変更するための予備的考察(北澤憲昭))
ISBN(13)、ISBN 978-4-8459-1314-5   4-8459-1314-3
書誌番号 1113064452

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