アダム・ロス /著, 谷垣暁美 /訳   -- 国書刊行会 -- 2013.6 -- 20cm -- 582p

資料詳細

タイトル ミスター・ピーナッツ
著者名等 アダム・ロス /著, 谷垣暁美 /訳  
出版 国書刊行会 2013.6
大きさ等 20cm 582p
分類 933
注記 Mr.Peanut.の翻訳
著者紹介 【ロス】1967年ニューヨーク生まれ。ホリンズ大学、ワシントン大学でクリエイティブ・ライティングを学ぶ。ライター・エディターとして地元ナッシュヴィルの週刊紙や「ニューヨーク・タイムズ・ブック・レビュー」等で活躍し、2010年「ミスター・ピーナッツ」で作家デビュー。
内容紹介 デイヴィッド・ペピンが妻を殺すことを初めて夢見た時、その夢想の中で自ら手を下すことはしなかった。彼は好都合な神の御業が顕れるのを夢見た…。仕掛けに満ちた異色の殺人ミステリー/ラブ・ストーリー。
要旨 結婚して13年、ゲーム・デザイナーで小説家の卵のデイヴィッド・ペピンは妻のアリスを深く愛しながらも、妻の死をくり返し夢想せずにはいられない。そしてアリスは不可解な死を迎え、ディヴィッドは第一の容疑者となる。アリスの謎の死を捜査する刑事二人も複雑な結婚生活の経験をもつ人間であった。ウォード・ハストロール刑事は自分の意思で寝たきりとなる妻と静かな闘いを続け、かつて医師であったサム・シェパード刑事は数十年前、妻の惨殺について有罪判決を受け、のちに無罪と認められた過去がある。デイヴィッド、ハストロール、シェパードの人生ドラマがヒッチコック的サスペンスを高めながらエッシャーの絵のように絡み合うなか、メビウスという名の不思議な殺し屋があらわれる。「おれが小説を終わらせてやる」そして現実とフィクションは浸食しあい、読者を迷宮に誘う―愛と憎しみ、セックス、不倫、妊娠、摂食障害、鬱病など結婚生活における諸問題をユーモラスに時にグロテスクな色彩を帯びた文章で緻密に描き、同時にエッシャー的構造の小説化を試みる、実験的かつ大胆な驚異のデビュー作!
ISBN(13)、ISBN 978-4-336-05675-7   4-336-05675-7
書誌番号 1113067826

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