鉱山文化の所産 -- アジア遊学 --
竹田和夫 /編   -- 勉誠出版 -- 2013.7 -- 21cm -- 199p

資料詳細

タイトル 歴史のなかの金・銀・銅
副書名 鉱山文化の所産
シリーズ名 アジア遊学
著者名等 竹田和夫 /編  
出版 勉誠出版 2013.7
大きさ等 21cm 199p
分類 560.921
件名 鉱山‐日本‐歴史
内容 内容: 金・銀・銅をめぐる文化交流史 武士を育んだ奥州の金 / 八重樫忠郎著 鉛を食らう「銀の島」 / 飯沼賢司著 銀のゆくえ / 岸本美緒著 江戸時代の出島オランダ商館における小判輸出 / 八百啓介著 海域アジアにおける日本銅とオランダ東インド会社 / 島田竜登著 佐渡の鉱山知とネットワーク形成 / 竹田和夫著 日本の鉱山と地域社会 長登銅山と古代社会 / 池田善文著 石見銀山の文化とその基層 / 仲野義文著 中近世の金山と社会・文化 / 萩原三雄著 鉱山とその周辺における地域変容 / 原田洋一郎著 鉱山絵巻から見る佐渡金銀山 / 渡部浩二著 草倉銅山鉱夫の労働態様について / 齋藤昭著 鮑食禁忌伝承の変容 / 鈴木秋彦著 日本・アジア・ヨーロッパの鉱山文化 佐渡の鉱山文化 / 黒野弘靖著 中国雲南の鉱山文化 / 上田信著 中世ヨーロッパの鉱山経営・技術革新・宗教 / 竹田和夫著
内容紹介 鉱山での技術・労働のみならず、社会システムや文化的景観などの観点が重視されるようになった近年の金属研究。金・銀・銅とそれらを産出した鉱山を、技術・社会・経済をも包含した「鉱山文化」の視点で捉え直す。
要旨 従来、日本の金・銀・銅は、これらを産出した鉱山の歴史という視点から研究されてきた。ところが近年では、ポトシ銀山や石見銀山などの世界遺産登録の動きにより、鉱山での技術・労働のみならず、周辺の環境や町並みを含めた広域社会システムや鉱山の文化的景観などの観点が重視されるようになってきた。鉱山から産出された金属は、南米・アジア・ヨーロッパ、そしてアフリカ・インド・東南アジアを含めた広域にわたる貿易・流通・貨幣の素材として再評価されている。このような動向のなかで、アジアとりわけ日本の鉱山が社会に占めた位置は大きい。本特集では、金・銀・銅とそれらを産出した鉱山を、技術・社会・経済をも包含した「鉱山文化」の視点でとらえなおすことを試みる。
目次 1 金・銀・銅をめぐる文化交流史(武士を育んだ奥州の金;鉛を食らう「銀の島」―日本の大航海時代の真相;銀のゆくえ―近世の広域的銀流通と中国 ほか);2 日本の鉱山と地域社会―生産・信仰・暮らし(長登銅山と古代社会;石見銀山の文化とその基層;中近世の金山と社会・文化 ほか);3 日本・アジア・ヨーロッパの鉱山文化―技術・環境・民俗(佐渡の鉱山文化―建築と町並み;中国雲南の鉱山文化―銅都・東川への旅;中世ヨーロッパの鉱山経営・技術革新・宗教)
ISBN(13)、ISBN 978-4-585-22059-6   4-585-22059-3
書誌番号 1113074234

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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公開 Map 560 一般書 利用可 - 2053101642 iLisvirtual