言語と運命の社会学 --
内田隆三 /著   -- 岩波書店 -- 2013.7 -- 20cm -- 488p

資料詳細

タイトル ロジャー・アクロイドはなぜ殺される?
副書名 言語と運命の社会学
著者名等 内田隆三 /著  
出版 岩波書店 2013.7
大きさ等 20cm 488p
分類 930.28
件名 アクロイド殺害事件
個人件名 クリスティ,アガサ
著者紹介 1949年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科教授。社会学専攻。著書に「消費社会と権力」等。
内容紹介 アガサ・クリスティーの傑作にして問題作『アクロイド殺し』。語り手=犯人の設定は探偵小説への挑戦であり、多くの解釈がなされてきた。作品の精読から「言語」それ自体の謎に肉薄する渾身の一書。〈受賞情報〉本格ミステリ大賞評論・研究部門(第14回)
要旨 アガサ・クリスティーの傑作にして問題作『アクロイド殺し』。語り手=犯人とされる大胆な設定は探偵小説への挑戦であり、これまで多くの解釈がなされてきた。その奇妙な物語世界は、語り手の冤罪の可能性を示す「余白の声」や不確定性を、そして因果連関と「運命の相似形」をめぐる、果てなき問いの深淵を覗かせる。作品の精読と、それが書かれた時代的・社会的背景の探索から「言語」それ自体の謎に肉薄する。
目次 第1章 余白の声(語り手は嘘をつかない?;もうひとり犯人がいる?);第2章 事件の概要(テクストの境界;事件の概要);第3章 二つの推理(薄氷を踏む推理;探偵小説の構造と語り手);第4章 物語の典率(犯人の影像;嘘つきの告白);第5章 事件の書式―無実のエクリチュール(語りのなかの仕掛け;テクストの不安);第6章 運命の双数(運命のディスクール;作者の失踪、被害者の運命)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-002597-3   4-00-002597-X
書誌番号 1113075569
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113075569

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