楊暁捷 /編, 小松和彦 /編, 荒木浩 /編   -- 勉誠出版 -- 2013.7 -- 21cm -- 293p

資料詳細

タイトル デジタル人文学のすすめ
著者名等 楊暁捷 /編, 小松和彦 /編, 荒木浩 /編  
出版 勉誠出版 2013.7
大きさ等 21cm 293p
分類 002.04
件名 人文科学‐データ処理
著者紹介 【楊】1959年生まれ。カナダ・カルガリー大学教授。専門は日本中世文学。デジタル技術の利用や小規模リソースの開発など、複数の実験的なプロジェクトを担当。著書「鬼のいる光景」など。
内容 内容: 総論 デジタル人文学の現在 / 楊暁捷著 デジタル環境の出現と普及 図書館が資料をデジタル化するということ / 大場利康著 だれでも楽しめるデジタルアーカイブを目指して / 村田良二著 電子資料館事業の現在と未来 / 海野圭介著 小規模大学での地域に密接した画像公開の取り組み / 千本英史著 魅力的なデータベースとは何か / 小松和彦著 人文学諸分野との融合 〈国文学〉のミレニアム / 荒木浩著 史料校訂に関わるデジタル環境 / 藤原重雄著 デジタル時代における博物館コレクションの表現 / 田良島哲著 傑作はどこへ消えた? / 山田奨治著 デジタル画像における史料改竄の問題 / 千本英史著 研究ノート 「ウィキ絵巻」開発記 / 楊暁捷著 明日のデジタル人文学へ デジタル・ヒューマニティーズと教育 / 赤間亮著 Linked Open Dataと学術・文化情報の流通 / 大向一輝著 持続可能なデジタル・アーカイブの可能性 / 森洋久著 『日本常民生活絵引』の再生 / 小峯和明著 デジタル社会における奈良絵本・絵巻研究 / 石川透著 「頼政」面を遡る / 大谷節子著
内容紹介 デジタル技術と人文学との出会いは、いったい何をもたらしたのか。めまぐるしく変化する「デジタル人文学」の環境を、実際の現場から捉え直し、人文学の未来を考える立ち位置と思考の拠り所を提供する。
要旨 デジタル技術により開かれつつある世界、その実現への道のりと運営の課題、技術革新の背後にある陥穽、そして、これからの可能性。国文学・歴史学におけるデジタルアーカイブや、妖怪データベース、電子図書館やe国宝など、めまぐるしく変化する「デジタル人文学」の環境を、実際の現場から捉え直し、人文学の未来を考える立ち位置と思考の拠り所を提供する。
目次 総論(デジタル人文学の現在―本書の解題をかねて);第1部 デジタル環境の出現と普及(図書館が資料をデジタル化するということ―国立国会図書館のデジタルアーカイブ;だれでも楽しめるデジタルアーカイブを目指して―国立文化財機構「e国宝」;電子資料館事業の現在と未来―国文学研究資料館のデジタルデータベース構築;小規模大学での地域に密着した画像公開の取り組み―奈良女子大学「奈良地域資料画像データベース」の場合;魅力的なデータベースとは何か―日文研の怪異・妖怪関係データベースをめぐって;研究ノート 日本古典画像資料を含む主なデジタルリソース);第2部 人文学諸分野との融合(“国文学”のミレニアム―レトロ‐プロスペクティブなデジタル元年;史料校訂に関わるデジタル環境;デジタル時代における博物館コレクションの表現―歴史的な視角から;傑作はどこへ消えた?―デジタル複製による文化財の置換問題を考える;デジタル画像における史料改竄の問題―被差別地域の地名表記の問題をめぐって;研究ノート 「ウィキ絵巻」開発記);第3部 明日のデジタル人文学へ(デジタル・ヒューマニティーズと教育―人材育成の必要性とデジタルアーカイブのサスティナビリティー;Linked Open Dataと学術・文化情報の流通;持続可能なデジタル・アーカイブの可能性;『日本常民生活絵引』の再生―“絵画物語論”のために;デジタル社会における奈良絵本・絵巻研究;「頼政」面を溯る―能・狂言面データベースの可能性)
ISBN(13)、ISBN 978-4-585-20023-9   4-585-20023-1
書誌番号 1113076308

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 002.0/20 一般書 利用可 - 2050940260 iLisvirtual
保土ケ谷 公開 Map 002 一般書 利用可 - 2053209338 iLisvirtual
金沢 公開 Map 002 一般書 利用可 - 2051477564 iLisvirtual