記憶天才の素顔 --
雲藤等 /著   -- 慧文社 -- 2013.8 -- 22cm -- 356p

資料詳細

タイトル 南方熊楠記憶の世界
副書名 記憶天才の素顔
著者名等 雲藤等 /著  
出版 慧文社 2013.8
大きさ等 22cm 356p
分類 289.1
件名 記憶
個人件名 南方 熊楠
注記 文献あり 年譜あり 索引あり
著者紹介 1960年北海道生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士前期課程、放送大学大学院文化科学研究科修士課程、早稲田大学大学院社会科学研究科博士後期課程修了。専攻は、日本近代史・認知心理学。現在、早稲田大学日本地域文化研究所招聘研究員。
内容 内容: 南方熊楠の記憶伝説 南方熊楠の記憶の実態 南方熊楠の記憶方法の概略 南方熊楠の記憶低下の自覚とその要因 南方熊楠の記憶低下とその対処法 南方熊楠の和文論文の役割 南方熊楠の記憶構造 南方熊楠の学問分野の重心移動 附論 南方熊楠の周期的不快と「田辺抜書」
内容紹介 あの天才熊楠も、物忘れに悩んでいた…。博物学者、生物学者、民俗学者として、数々の優れた業績を残した南方熊楠の「記憶」の問題に光をあて、様々な「伝説」を排して熊楠の「記憶」の実態を明らかにする。
要旨 博物学者、生物学者、民俗学者として数々の優れた業績を残した南方熊楠(1867‐1941年)の生涯は、数々の「伝説」に彩られている。小学生の頃に『和漢三才図会』や『太平記』を丸暗記してノートに筆写した。そして、その驚異的な記憶力は晩年においても衰えることがなかった、などと言われている。しかし、これらは事実であろうか?本書は、南方熊楠の「記憶」の問題に光をあて、様々な「伝説」を排して熊楠の「記憶」の実態を明らかにしようと試みる。さすがの熊楠も40代なかば頃から記憶低下に悩み、それに懸命に対処しようとする姿も描かれている。さらに、彼の「記憶」と「学問」とがどのように関与していたのか、という問題の一端も解明しようとした野心的快著!
目次 第1章 南方熊楠の記憶伝説―三つの伝説の再検討;第2章 南方熊楠の記憶の実態;第3章 南方熊楠の記憶方法の概略―記銘・保持・想起;第4章 南方熊楠の記憶低下の自覚とその要因;第5章 南方熊楠の記憶低下とその対処法;第6章 南方熊楠の和文論文の役割―和文論文外部記憶装置説の試み;第7章 南方熊楠の記憶構造―和文論文の検討を通して;第8章 南方熊楠の学問分野の重心移動―民俗学から植物学へ;終章;附論 南方熊楠の周期的不快と「田辺抜書」
ISBN(13)、ISBN 978-4-86330-062-0   4-86330-062-X
書誌番号 1113079473
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113079473

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