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【図書】 フーコーの闘争

〈統治する主体〉の誕生 --
箱田徹 ／著   -- 慶應義塾大学出版会 -- ２０１３．９ -- ２０ｃｍ -- ３１２ｐ

資料詳細

タイトル フーコーの闘争
副書名 〈統治する主体〉の誕生
著者名等 箱田徹 ／著  
出版 慶應義塾大学出版会 ２０１３．９
大きさ等 ２０ｃｍ ３１２ｐ
分類 135.5
個人件名 フーコー，ミシェル
注記 文献あり
著者紹介 １９７６年生まれ。京都大学経済学部卒。神戸大学大学院総合人間科学研究科地域文化学専攻修士課程修了、同大学院人間文化科学専攻博士課程修了。立命館大学衣笠総合研究機構専門研究員。著書に『フーコーの後で－統治・セキュリティ・闘争』などがある。
内容紹介 ２０世紀後半のフランスの代表的な思想家、ミシェル・フーコーについて、１９７０年代半ばから８４年の思索に焦点をあてた思想史研究。後期フーコー権力論の転回、その可能性の核心を捉えた、鮮やかなデビュー作。
要旨 後期フーコーは「権力があるところに、抵抗がある」には留まらない。権力関係を成立させる“自由”に賭けるのだ。自由を用いる統治する主体は、「主観的な」真理によって、自己と他者の振る舞いを導き、他者から導かれる。生の美学、自己の倫理、自由の実践は、自己と他者への統治的なはたらきかけを指す。後期フーコー権力論の転回、その可能性の核心を捉える俊英の鮮やかなデビュー作。
目次 序章　フーコー統治論をめぐる状況；第１章　誘惑される権力―抵抗の先行性と不可能性をめぐって；第２章　規律訓練とエロスの技法―“導き”のキリスト教型権力モデル；第３章　司牧権力の系譜学―新自由主義批判から自己と他者の統治へ；第４章　イスラーム的統治は存在しない―政治的霊性としての“対抗導き”；第５章　用いる者と用いられるものは別である―一九八〇年代統治論の展開；終章　抵抗と権力から統治する主体へ
ISBN(13)、ISBN 978-4-7664-2066-1　　 4-7664-2066-7
書誌番号 1113088251
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113088251

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中央 ５階人文科学 Map 135.5 一般書 利用可 - 2051377446 iLisvirtual

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