ユートピアはどこへ --
磯崎新 /著   -- 岩波書店 -- 2013.9 -- 20cm -- 324p

資料詳細

タイトル 磯崎新建築論集 6
各巻タイトル ユートピアはどこへ
著者名等 磯崎新 /著  
出版 岩波書店 2013.9
大きさ等 20cm 324p
分類 520.4
件名 建築
注記 付(月報10p)
著者紹介 1931年生まれ。東京大学大学院建築学博士課程修了。建築設計事務所磯崎新アトリエ主宰。国際的な建築競技設計の審査委員を務める。英国王立芸術院・米国芸術文学アカデミー名誉会員。建築家であると同時に、芸術家、批評家、思想家として横断的に活躍。
内容 内容: 反回想 6 ユートピアはどこへ 近代国家の建築家 一九五〇年の梁思成と丹下健三 ユートピアがまだあった頃 フーリエの「ファランステール」 レオニドフの「太陽の都市」 テラーニの「ダンテウム」 セドリック・プライスの「シンクベルト」 ユートピアに翻弄された戦後日本 八田利也の「小住宅設計ばんざい」 神代雄一郎の「巨大建築批判」 宮内康の「建造物宣言」 ユートピアが死んだ頃 《建築の解体》症候群 現代社会の建築家 建築=都市=国家・合体装置 〈都市〉はアーキテクチュアか 解説 / 藤村龍至著
内容紹介 建築家のテーマは、1970年前後を境に拡散し曖昧になり、建築におけるユートピア像も失われていった。その過程を辿り直すことで、目的を見失い「不全症候群」に陥ってしまった「建築」が今模索すべき道を問う。
要旨 近代化の進展に伴い建築におけるユートピア像は解体し、建築のテーマも拡散した。官僚組織によって計画された「都市」が、民間資本による「投機」と結びついて「大都市」化し、更に電子情報革命を経て「超都市」の時代へと変成する過程で、建築家の型や手法はどのように変化したのか。現代世界のカオス的状況と地球大での社会システムの変容を見すえ、建築のあり方と建築家の職能を批判的に考察。文化としての、思想としての建築の可能性を問う挑発的問題提起。
目次 1 近代国家の建築家―テクノクラート・アーキテクト(一九五〇年の梁思成と丹下健三);2 ユートピアがまだあった頃(フーリエの「ファランステール」(アソシエーショニズム);レオニドフの「太陽の都市」(コミュニズム);テラーニの「ダンテウム」(ファシズム));3 ユートピアに翻弄された戦後日本(八田利也の「小住宅設計ばんざい」(コンシューマリズム);神代雄一郎の「巨大建築批判」(コモディフィケーション);宮内康の「建造物宣言」(ラディカリズム));4 ユートピアが死んだ頃(“建築の解体”症候群―主題の不在);5 現代社会の建築家―システム・アーキテクト(建築=都市=国家・合体装置;“都市”はアーキテクチュアか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-028606-0   4-00-028606-4
書誌番号 1113093320

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 520.4/287 一般書 利用可 - 2053165179 iLisvirtual