病める感受性のゆくえ --
千葉正昭 /著   -- 社会評論社 -- 2013.10 -- 19cm -- 261p

資料詳細

タイトル 薬と文学
副書名 病める感受性のゆくえ
著者名等 千葉正昭 /著  
出版 社会評論社 2013.10
大きさ等 19cm 261p
分類 910.26
件名 小説(日本) , 日本文学‐作家 , 医薬品
注記 索引あり
著者紹介 昭和27年宮城県生まれ。東洋大学文学部卒。武蔵大学大学院人文科学研究科修了。宮城県涌谷高等学校ほか教諭を18年。仙台高等専門学校助教授・教授を12年。現在、仙台高等専門学校名誉教授。仙台白百合女子大学ほか非常勤講師。著書に「記憶の風景-久保田万太郎の小説-」など。
内容紹介 「点と線」の海岸岩場で青酸カリ服毒を図ったふたり、きれいにそろって横たわることは本当にできるのか。あの文学作品の魅力に「薬」という側面から迫る。感受性に様々な影を落とす「薬」の問題を取り上げて分析。
要旨 あの文学作品の魅力に「薬」という意外な側面から迫る!感受性に様々な影を落とす「薬」の問題を取り上げて分析する。
目次 有吉佐和子『華岡青洲の妻』―先駆的な麻酔薬を試した女たち;泉鏡花『外科室』―麻酔剤を拒否した伯爵夫人;ブルガーコフ『モルヒネ』(町田清朗訳)―渇仰と至福の万華鏡 医師のモルヒネ体験告白;太宰治『HUMAN LOST』―パビナール中毒作家の苦悩;川口松太郎『媚薬』―黒い丸薬の誘惑 宮内庁侍従の場合;松本清張『点と線』―青酸カリは汚職・心中とよく似合う;川端康成『眠れる美女』―老いのエロスと睡眠薬;村上龍『超伝導ナイトクラブ』―テクノロジーの果ての代謝物質;中島たい子『漢方小説』―都会の孤独と揺らぐ心;リリー・フランキー『東京タワー』―そのとき、オカンは抗がん剤治療を拒んだ;奥田英朗『オーナー』―パニック障害への処方箋;林宏司脚本『感染爆発』(NHKドラマ)―パンデミックをもたらすウイルスの恐怖
ISBN(13)、ISBN 978-4-7845-1909-5   4-7845-1909-2
書誌番号 1113094692

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