新村拓 /著   -- 法政大学出版局 -- 2013.10 -- 20cm -- 296,10p 合計ページ:306

資料詳細

タイトル 日本仏教の医療史
著者名等 新村拓 /著  
出版 法政大学出版局 2013.10
大きさ等 20cm 296,10p 合計ページ:306
分類 490.21
件名 医療‐日本‐歴史 , 仏教‐日本‐歴史
注記 索引あり
著者紹介 1946年静岡県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。京都府立医科大学教授、北里大学教授・副学長を経て、現在北里大学名誉教授。専攻、日本医療社会史。著書「古代医療官人制の研究」など。
内容紹介 病に苦しむ人に対し、仏教はいかに関わってきたか。自然科学をベースとする医学を仏教はどう取り込み、苦痛の解消に役立ててきたか。厖大な文献を渉猟し、絵巻に見る病の図像を参照しつつその歴史を克明に跡づける。
要旨 古来病苦は人の属性のようにもなっている。その病苦、そして、その先にある死苦に対して、人はどう向き合い、苦悶する人たちに対して仏教はいかに関わってきたのか。自然科学をベースとする医学を仏教はどのように取り込み、苦痛の解消に役立ててきたのか。仏教の病因論と治方論、祈療と医療の交錯、僧医の系譜、薬種の栽培と製薬、天皇の治療・看取りから癩者(ハンセン病者)へのまなざしまで、厖大な文献を渉猟し、絵巻に見る病の図像を参照しつつその歴史を克明に跡づける。
目次 生を脅かす病;仏教の病因論と治方論;交錯する祈療と医療;看取りと往生;天皇を看取る;時衆・遊行聖における病;絵巻にみる病の図像;病に向けられた仏教者の目;薬種の栽培と製薬に励む寺僧;僧と医師を兼ねる者たち;沢庵と白隠の医学;明治の医療政策と仏経
ISBN(13)、ISBN 978-4-588-31212-0   4-588-31212-X
書誌番号 1113094694

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