明治・思想の実像 -- ちくま学芸文庫 --
坂野潤治 /著   -- 筑摩書房 -- 2013.10 -- 15cm -- 216p

資料詳細

タイトル 近代日本とアジア
副書名 明治・思想の実像
シリーズ名 ちくま学芸文庫
著者名等 坂野潤治 /著  
出版 筑摩書房 2013.10
大きさ等 15cm 216p
分類 210.6
件名 日本‐対外関係‐アジア(東部)‐歴史‐明治時代
注記 『明治・思想の実像』(創文社1977年刊)の加筆訂正、改題
要旨 近代日本の対外論は、「アジア主義」対「脱亜論」という図式によって描かれてきた。前者は欧米のアジア侵略に東アジア諸国とともに対抗しようとする立場であり、後者は欧米列強の一員としてアジア進出に参加すべしという主張だ。福沢諭吉、山県有朋、陸羯南、青木周蔵ら、少なからぬ政治家・思想家が、この二つの対外思想の間で揺れ動いたと理解される。だが、そうした論理の使い分けは、第一次世界大戦後に欧米の中心がイギリスからアメリカに移り、アジアにおける中国の存在感が増すにつれ、通用しなくなっていく―。日本外交を規定する構造とその変化を明らかにした記念碑的論考。
目次 序章 「思想の実像」としての「対外論」;第1章 壬午・甲申事変期の対外論(「朝鮮改造論」の構造と「脱亜論」;「日清協調論」と「脱亜論」);第2章 日清・日露戦間期の対外論(『日本』新聞の「北守南進論」;「中国分割」の開始と「北守南進論」;北清事変と「北進論」の擡頭;日清・日露両戦争間の対外論);第3章 辛亥革命前後の対外論(山県有朋の脱亜論的対外論;山県有朋のアジア主義的対外論;山県有朋と排袁政策;若干の展望);第4章 結論
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-09576-3   4-480-09576-4
書誌番号 1113096637
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113096637

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中央 1階ポピュラー Map 文庫本 210.6 一般書 利用可 - 2052809137 iLisvirtual
中央 書庫 文庫本 210.6/67 一般書 利用可 - 2052778967 iLisvirtual