環境志向型社会へのイニシアティヴ -- Minerva社会学叢書 --
青木聡子 /著   -- ミネルヴァ書房 -- 2013.10 -- 22cm -- 307,20p 合計ページ:327

資料詳細

タイトル ドイツにおける原子力施設反対運動の展開
副書名 環境志向型社会へのイニシアティヴ
シリーズ名 Minerva社会学叢書
著者名等 青木聡子 /著  
出版 ミネルヴァ書房 2013.10
大きさ等 22cm 307,20p 合計ページ:327
分類 543.5
件名 原子力発電 , 放射線施設 , 社会運動‐ドイツ , 原子力政策‐ドイツ
注記 文献あり 年表あり 索引あり
著者紹介 1978年宮城県生まれ。2001年筑波大学第一群社会学類卒。06年東北大学大学院文学研究科博士後期課程修了。現在、名古屋大学大学院環境学研究科准教授。主著「環境社会学-自然環境と人間社会の相互作用を考える」など。
内容紹介 脱原発の転換点はいかに形成されたのか。1970年代から80年代にかけて西ドイツ社会を席巻した原子力施設反対運動の展開過程を検証。反原子力運動の担い手たちに着目し、ミクロレベルから軌跡を描出する。
要旨 本書は、1970年代から80年代にかけて西ドイツ社会を席巻した原子力施設反対運動の展開過程を個別事例の分析を通じて検証し、ローカルレベルの抵抗として開始された運動が連邦レベルの「うねり」へと拡大した要因を導出するものである。さらに、原子力施設反対運動を土台として発展した「対決型」の環境運動のありようから、こんにちのドイツ社会における社会運動の役割を検討する。
目次 原子力施設反対運動への視座;第1部 ドイツにおける「新しい社会運動」と原子力施設反対運動(「新しい社会運動」とビュルガーイニシアティヴ;ドイツにおける原子力政策の変遷と原子力施設反対運動の展開);第2部 原子力施設反対運動への若者の接近―ヴィール原発反対運動の展開過程(ヴィールにおける反対運動の生成と展開過程;若者の運動参加とその影響);第3部 原子力施設反対運動における集合行為フレームの動態―ヴァッカースドルフ使用済み核燃料再処理施設をめぐるコンフリクト過程(ヴァッカースドルフにおける反対運動の生成と展開過程;BISの運動戦略と地元住民の脱権威主義化過程);第4部 ドイツにおける原子力施設反対運動と環境運動の現在(原子力施設反対運動経験地域の「その後」;ゴアレーベン反対運動にみる運動観の特殊ドイツ性);「社会運動社会」ドイツ
ISBN(13)、ISBN 978-4-623-06722-0   4-623-06722-X
書誌番号 1113097855

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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