家康の天下取りと正倉院の名薬「紫雪」 --
山崎光夫 /著   -- 講談社 -- 2013.10 -- 20cm -- 309p

資料詳細

タイトル 我に秘薬あり
副書名 家康の天下取りと正倉院の名薬「紫雪」
著者名等 山崎光夫 /著  
出版 講談社 2013.10
大きさ等 20cm 309p
分類 913.6
個人件名 徳川 家康 小説
注記 文献あり
著者紹介 1947年福井市生まれ。早稲田大学教育学部卒。テレビ番組の構成、雑誌記者などを経て、85年「安楽処方箋」で小説現代新人賞を受賞。短編「サイレント・サウスポー」等で直木賞候補。98年「藪の中の家-芥川自死の謎を解く」で新田次郎文学賞受賞。作家。森鴎外記念会評議員を務める。
内容紹介 天下を取るには、誰よりも長生きせねばならない。多くのライバルの無念、非業の死を目の当たりにしてきた家康。毒殺を何より恐れたその目は、正倉院にあるという幻の解毒剤へと向かう…。
要旨 高貴中の高貴薬といわれるのが、「紫雪」である。まさに秘薬であった。医薬の研究者なら一度は目にして、できれば口に含んでみたいと熱望する名薬である。口中に投じれば淡雪のように融けるという。そこから、「雪」の字が当てられていた。用いる生薬類も入手困難のうえに高額で、製法に高度な技術を要するので、当時、製剤は事実上、不可能だった。中国から輸入され、唯一、正倉院に所蔵されているだけである。奥医師ですら現物を見た者はいない。幻の薬である。その幻の薬を家康は欲したのではないか。医典籍を渉猟し、みずからも製剤するまでに医薬に長けた家康だからこそ、正倉院に幻の薬を発見して入手を思いたったといえる。家康は単なる好奇心だけで「紫雪」を探したのだろうか。
ISBN(13)、ISBN 978-4-06-218670-4   4-06-218670-5
書誌番号 1113100255
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113100255

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