植民地メランコリアと協力 --
李英載 /著   -- 三元社 -- 2013.10 -- 21cm -- 241,52p 合計ページ:293

資料詳細

タイトル 帝国日本の朝鮮映画
副書名 植民地メランコリアと協力
著者名等 李英載 /著  
出版 三元社 2013.10
大きさ等 21cm 241,52p 合計ページ:293
分類 778.221
件名 映画‐朝鮮‐歴史 , 植民地政策‐日本
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1974年生まれ。95~2002年韓国の映画批評誌「KINO」記者、編集者。02年渡日。10年東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻博士後期課程単位取得退学等を経て、11年プチョン国際ファンタスティック映画祭プログラマー。現在、成均館大學校比較文化研究所研究員。
内容紹介 1930年代末~45年に植民地朝鮮で製作された劇映画の表象分析を通して、帝国日本と植民地エリートの間で行われた「国家」と「協力」をめぐる交渉と競合、ポスト植民地国家への連続性の位相を明らかにする。
要旨 植民地映画はいかにして「国家」を発見したか。1930年代末から1945年にかけて植民地朝鮮で製作された劇映画『志願兵』『半島の春』『家なき天使』、そして戦後の名作『嫁入りの日』などの表象分析をとおして、帝国日本と植民地エリートのあいだで密かにおこなわれた「国家」と「協力」をめぐる交渉と競合、そしてポスト植民地国家への連続性の位相を明らかにする。
目次 プロローグ 一九四一年の京城、ある日記、ある映画;第1章 帝国日本の朝鮮映画、韓国映画史の苦境;第2章 協力の心情―“志願兵”前夜、あるいはメランコリーの日々;第3章 協力の制度―『半島の春』とトーキー時代の朝鮮映画;第4章 帝国と朝鮮、啓蒙主体をめぐる競合―『家なき天使』を中心に;第5章 帝国とローカル、変転する物語―『孟進士宅の慶事』をめぐる民族表象;エピローグ 映画、国家、そしてトランスナショナルな旅
ISBN(13)、ISBN 978-4-88303-347-8   4-88303-347-3
書誌番号 1113101431
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113101431

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