ドキュメント千葉東金事件 --
佐藤幹夫 /著   -- 岩波書店 -- 2013.10 -- 20cm -- 277p

資料詳細

タイトル 知的障害と裁き
副書名 ドキュメント千葉東金事件
著者名等 佐藤幹夫 /著  
出版 岩波書店 2013.10
大きさ等 20cm 277p
分類 326.23
件名 殺人 , 刑事裁判 , 知的障害
著者紹介 1953年生まれ。フリージャーナリスト。批評誌「飢餓陣営」主宰。更生保護法人同歩会・評議員。自立支援センターふるさとの会・相談室顧問。更生施設「かりいほ」人材育成研修会研究委員。主な著書に「ハンディキャップ論」等。
内容紹介 2008年9月、東金市の住宅街で女児の遺体が発見された。逮捕された青年には軽度の知的障害が。取り調べから最高裁に至る公判で何が問題となり、争われたか。新たな難問を浮彫りにするノンフィクション。
要旨 2008年9月、東金市の住宅街で女児の遺体が発見される。逮捕された青年には、軽度の知的障害があった。取り調べ、起訴、精神鑑定、公判前整理手続、一審から最高裁に至る一連の司法手続きで、いかなる事態が起こり、何が争われたか。無罪主張の撤回と主任弁護士の辞任をもたらした弁護団との「コミュニケーション」の困難。裁かれることにおける被告Kの当事者としての意思決定、その「自由」と「責任」に起因する根本的な矛盾とジレンマ…。いま、刑事司法と障害者福祉が向き合わねばならない新たな難問が浮き彫りにされる。
目次 第1部 公判まで(「聞き方を工夫しないと迎合的な答えになってしまう」―犯人逮捕と取材の始まり;「ほんとうに女児「殺人」事件だったのか」―いくつかの疑義;「公訴事実三件ともに犯人性はない」―記者会見、そして主任弁護士の辞任;「無罪主張も検討中のひとつだった」―新弁護団の見解その1);第2部 何が裁かれたのか(公判開始―「間違いありません」;「裁判を受けるのは女の子に謝るためです」;鑑定医が見る「知的障害」と訴訟能力;「証拠のひとつをどうしても覆すことができなかった」―新弁護団の見解その2);第3部 一審判決から最高裁まで(遺族が訴えたこと―「真摯な謝罪も反省も見られない」;刑の確定―「信じられないです。まったく自分のなかで消化できずにいます」;弁護団への人材から)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-023879-3   4-00-023879-5
書誌番号 1113103686
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113103686

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山内 公開 326 一般書 貸出中 - 2051666626 iLisvirtual
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