養育家族の可能性 -- Minerva社会学叢書 --
園井ゆり /著   -- ミネルヴァ書房 -- 2013.11 -- 22cm -- 314p

資料詳細

タイトル 里親制度の家族社会学
副書名 養育家族の可能性
シリーズ名 Minerva社会学叢書
著者名等 園井ゆり /著  
出版 ミネルヴァ書房 2013.11
大きさ等 22cm 314p
分類 369.43
件名 里親制度 , 家族関係
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1971年福岡市生まれ。95~96年Boston University留学。97年九州大学文学部卒。2004年同大学院人間環境学研究科博士課程単位取得退学。現在、活水女子大学文学部准教授。著書「家族社会学-基礎と応用」ほか。
内容紹介 21世紀における新しい家族とは。「養育里親」として「里子」の養育を行う里親家族を「養育家族」と位置づけ、これが21世紀における新しい家族形態となり、家族機能を次世代に継承する役割を果たすことを解明する。
要旨 里親制度のもとで「里子」の養育を行う家族は、今日の家族形態においていかに位置づけられるか。血縁関係も法的関係も存在しないにもかかわらず「里子」を育てるということは、どのような意味を持つのか。本書では、インタビュー調査をふまえ「養育里親」として「里子」の養育を行う里親家族を「養育家族」と位置づけ、これが21世紀における新しい家族形態となり、家族機能を次世代に継承する役割を果たすことを、家族社会学の観点から解明する。
目次 第1章 里親家族研究の展開(養育家族とは何か;養育家族の背景;国内先行調査における里親、里子、児童養護施設入所児童の傾向);第2章 アメリカにおける里親家族研究(里親の位置づけと動機;里子の養育とパーマネンシー;実親と里子の交流);第3章 里親家族研究の方法(里親家族の機能と形態;仮説の提示と調査方法);第4章 養育家族の機能と形態(調査対象者の傾向;養育家族の実相―インタビュー調査結果から;養育家族の機能と形態);第5章 近代家族の限界と養育家族の展望(家族の定義とその集団的特質;家族の近代化過程;近代家族の限界;養育家族の位置づけと展望)
ISBN(13)、ISBN 978-4-623-06659-9   4-623-06659-2
書誌番号 1113106811
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113106811

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