戦後アジアの国際環境 -- 中公クラシックス --
永井陽之助 /〔著〕   -- 中央公論新社 -- 2013.11 -- 18cm -- 299p

資料詳細

タイトル 冷戦の起源 1
副書名 戦後アジアの国際環境
シリーズ名 中公クラシックス
著者名等 永井陽之助 /〔著〕  
出版 中央公論新社 2013.11
大きさ等 18cm 299p
分類 319.53
件名 アジア‐対外関係
著者紹介 1924年生まれ。50年東京大学法学部卒。ハーバード大学に研究員として在学中の62年にキューバ危機が起こり、国際政治のリアリズムに関する研究を始める。政治学者。東京工業大学・青山学院大学名誉教授。67年「日本外交における拘束と選択」で吉野作造賞を受賞。2008年逝去。主著「多極世界の構造」など。
内容紹介 原爆投下による日本の降伏から朝鮮戦争にいたる時期をとらえ、戦後アジアの国際環境がいかにして形成されたかを取扱った書。米ソの暗闘が世界分割を産みだし、それ故に世界秩序形成が遅れた皮肉を徹底論証する。
要旨 戦後東アジアの国際環境を規定した冷戦。だれが、どのような要因から、かくあらしめたのか―。日本が再生したアジアの状況。
目次 第1章 序説・冷戦思想の疫学的起源(冷戦の意味;疫学的地政学;「隔離」と「封じこめ」);第2章 冷戦論争のアメリカ的性格(歴史認識の政治学;ウィスコンシン学派の風土的基礎);第3章 リヴァイアサンの火(共通の課題―海洋戦略;戦後構想と原爆開発;悲劇の根源―ポーランド問題);第4章 ヤルタ体制のアジア的構造(“実践規範”としての国際体系;重慶・延安・ワシントン;“ヤルタ取引き”の構造);第5章 原爆投下の決定(問題の所在;官僚機構内部の対立;原爆と極東外交;内政の拘束と機構の惰性)
ISBN(13)、ISBN 978-4-12-160141-4   4-12-160141-6
書誌番号 1113109394

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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