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【図書】 医学的根拠とは何か

岩波新書 --
津田敏秀 ／著   -- 岩波書店 -- ２０１３．１１ -- １８ｃｍ -- １９０，５ｐ　合計ページ：１９５

資料詳細

タイトル 医学的根拠とは何か
シリーズ名 岩波新書
著者名等 津田敏秀 ／著  
出版 岩波書店 ２０１３．１１
大きさ等 １８ｃｍ １９０，５ｐ　合計ページ：１９５
分類 498.6
件名 疫学
注記 文献あり
著者紹介 １９５８年生まれ。岡山大学医学部医学研究科修了。医師。現在、岡山大学大学院環境生命科学研究科教授。専攻－疫学、環境医学、因果推論、臨床疫学、食品保健、産業保健。著書「市民のための疫学入門－医学ニュースから環境裁判まで」など。
内容紹介 日本の医学的根拠の混乱の元は、直感派医師とメカニズム派医師。そのため多くの公害事件や薬害事件で被害が拡大した。臨床データの統計学的分析＝疫学が、なぜ日本では広まらないのか。医学専門家のあり方を問う。
要旨 日本では医学的根拠の混乱が続いている。そのため多くの公害事件や薬害事件などで被害が拡大した。混乱の元は、医師としての個人的な経験を重視する直感派医師と、生物学的研究を重視するメカニズム派医師である。臨床データの統計学的分析（疫学）という世界的に確立した方法が、なぜ日本では広まらないのか。医学専門家のあり方を問う。
目次 序章　問われる医学的根拠―福島・水俣・ＰＭ２．５；第１章　医学の三つの根拠―直感派・メカニズム派・数量化派（繰り返される三つ巴の論争；現代医学の柱は数量化、対象は人）；第２章　数量化が人類を病気から救った―疫学の歩み（数量化を始めた人々；疫学の現代化；病気の原因とは何か）；第３章　データを読めないエリート医師（数量化の知識なき専門家；水俣病事件；赤ちゃん突然死への対応を逸した研究班）；第４章　専門家とは誰か（進まない臨床研究；日本の医学部の一〇〇年問題；診察室でデータを作る時代）
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-431458-5　　 4-00-431458-5
書誌番号 1113109815

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