死者を記憶する共同体 -- 叢書・文化学の越境 --
村上興匡 /編, 西村明 /編   -- 森話社 -- 2013.11 -- 20cm -- 282p

資料詳細

タイトル 慰霊の系譜
副書名 死者を記憶する共同体
シリーズ名 叢書・文化学の越境
著者名等 村上興匡 /編, 西村明 /編  
出版 森話社 2013.11
大きさ等 20cm 282p
分類 385.6
件名 葬制
著者紹介 【村上】1960年生まれ。大正大学文学部教授。宗教学。共著『葬祭仏教その歴史と現代的課題』『社葬の経営人類学』ほか。
内容 内容: 序論 近代国家と死者の「記憶」の問題 / 村上興匡著 歴史のなかの慰霊の諸相 耳塚・鼻塚・鉄火塚 / 清水克行著 近世の戦死者祭祀 / 森謙二著 殉職警官の慰霊と顕彰 / 西村明著 異常死者葬法の習俗をめぐって / 土居浩著 地域における戦没者碑の成立と展開 / 粟津賢太著 戦後地域社会における戦争死者慰霊祭祀 / 孝本貢著 戦後における罹災者に対する慰霊・追悼 東日本大震災による被災死者の慰霊施設 / 鈴木岩弓著 慰霊、継承、教訓の場としての御巣鷹の尾根 / 名和清隆著 変質する慰霊行事 / 三木英著 現場から考える罹災者慰霊の特徴 / 西村明著 今後の研究のために / 西村明著
内容紹介 戦争や自然災害、事故などによる死者を私たちはどのように慰め祀ってきたのか。家族・地域・国家というレベルの異なる共同体における慰霊を系譜的に明らかにし、死者をめぐる営みのゆくえを見さだめる。
要旨 戦争や自然災害事故などによる死者を私たちはどのように慰め祀ってきたのか。家族・地域・国家というレベルの異なる共同体における慰霊を系譜的に明らかにし死者をめぐる営みのゆくえを見さだめる。
目次 序論 近代国家と死者の「記憶」の問題;1 歴史のなかの慰霊の諸相(耳塚・鼻塚・鉄火塚―村の慰霊碑が語る戦国の伝説;近世の戦死者祭祀―柳川藩・三池藩を中心に;殉職警官の慰霊と顕彰―「巡査大明神」増田敬太郎の場合;異常死者葬法の習俗をめぐって―『日本民俗地図(葬制・墓制)』記載資料を読み直す;地域における戦没者碑の成立と展開;戦後地域における戦争死者慰霊祭祀);2 戦後における罹災者に対する慰霊・追悼(東日本大震災による被災死者の慰霊施設―南相馬市から仙台市;慰霊、継承、教訓の場としての御巣鷹の尾根;変質する慰霊行事―「阪神淡路大震災1・17のつどい」の現場から;現場から考える罹災者慰霊の特徴);今後の研究のために―「慰霊の系譜」と「慰霊研究の系譜」から
ISBN(13)、ISBN 978-4-86405-054-8   4-86405-054-6
書誌番号 1113109899

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