万人の主権と多様性を活かし、格差最小の共生社会へ -- 龍谷叢書 --
加藤博史 /著   -- ミネルヴァ書房 -- 2013.11 -- 22cm -- 237,3p 合計ページ:240

資料詳細

タイトル 社会福祉の定義と価値の展開
副書名 万人の主権と多様性を活かし、格差最小の共生社会へ
シリーズ名 龍谷叢書
著者名等 加藤博史 /著  
出版 ミネルヴァ書房 2013.11
大きさ等 22cm 237,3p 合計ページ:240
分類 369
件名 社会福祉
注記 索引あり
著者紹介 1949年生まれ。同志社大学大学院修了。14年間精神医学ソーシャルワーカーとして精神科病院での勤務の後、京都文教短期大学講師、助教授を経て、現在、龍谷大学短期大学部教授。京都光彩の会理事長。京都市障害者施策推進審議会会長。京都精神保健福祉施設協議会会長等を兼務。
内容紹介 福祉の論理に求められているのは「主権と人権をまもり高める福祉」の原理論の提起だ。福祉の定義化に挑み、価値を構造化する。そして、ルーツとフィールドを踏まえ、自己実現と生活世界の価値の立方体を提起する。
要旨 福祉の論理が、福祉政策と援助技術を中心に展開され、ノウハウの学問へと矮小化されつつある。しかし、自殺、うつ病、貧困、犯罪、虐待等の問題は、明らかに社会構造に起因する問題であり、サービス供給の調整で完結するものではない。今日、福祉の論理に求められているのは、独自の深い人間観(優生思想を根源的に批判できる人間観)に立脚し、広く文化・文明を問い、疎外された人と同じ目線に立って生きようとする“主権と人権をまもり高める福祉”の原理論の提起である。
目次 社会福祉学の広がりと深さ;第1部 社会福祉の定義と価値構造(福祉の公理、目的、目的価値、方法価値;自己実現するという価値観(価値観1―Individuality);生活世界の再生という価値観(価値観2‐Reciprocity);個人の尊厳と基本的人権という価値(価値観3‐Universality);なぜ貧困を問うのか―野宿者への応答;福祉の価値観の背景にあるエートス;福祉の基本理念の定義);第2部 社会福祉の価値と思想の展開(社会福祉の対象論・関係論;社会福祉における義と愛―ローザ・ルクセンブルクに学ぶ;思想としての社会福祉;社会福祉のフィールドとルーツ)
ISBN(13)、ISBN 978-4-623-06782-4   4-623-06782-3
書誌番号 1113111278
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113111278

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