メディアとパフォーマンスの20世紀 --
鳥羽耕史 /編   -- 森話社 -- 2013.12 -- 20cm -- 410p

資料詳細

タイトル 安部公房メディアの越境者
シリーズ名 メディアとパフォーマンスの20世紀
著者名等 鳥羽耕史 /編  
出版 森話社 2013.12
大きさ等 20cm 410p
分類 910.268
件名 マス・メディア
個人件名 安部 公房
注記 年譜あり
著者紹介 早稲田大学文学学術院教授。専攻=日本近代文学、戦後文化運動。「運動体・安部公房」「1950年代-「記録」の時代」。
内容 内容: 総論 メディアの越境者としての安部公房 / 鳥羽耕史著 〈社会理論〉としての安部公房 / リチャード・カリチマン著 戯曲・スペクタクル・パフォーマンス 幽霊と珍獣のスペクタクル / 日高昭二著 死者との同化からマルクス的幽霊へ / 木村陽子著 安部演劇の可能性と限界 / 高橋信良著 『未必の故意』序説 / マーガレット・キー著 ; 大崎晴美訳 俳優座から安部公房スタジオへ / 井川比佐志述 ; 鳥羽耕史聞き手 アヴァンギャルディストの顔 / 佐藤正文著 映像と他メディアへの越境 〈砂〉の闘争、〈砂〉の記録 / 森山直人著 電子メディア時代における異化 / 永野宏志著 ラジオドラマ『耳』『棒になった男』『赤い繭』 / 守安敏久著 実在と非実在の間の空間における探求 / ジャンルーカ・コーチ著 メディア実験と他者の声 / 鳥羽耕史著 安部公房と日本万国博覧会 / 友田義行著 エッセイ・劇評 「快速船」の演出について / 倉橋健著 共同幻想を裁く眼 / 大島勉著
内容紹介 安部公房は、小説や戯曲だけでなく、映画、テレビなど、同時代に発展した多様なメディアと積極的に関わり、自らのモチーフを表現し続けた。文字・映像・音声・身体表現を巧みに駆使した安部の実験的な活動を探る。
要旨 安部公房は、小説や戯曲だけでなく、映画、ラジオ、テレビ、写真など、同時代に発展した多様なメディアと積極的に関わり、ジャンルを自在に越境しながら、自らのモチーフを表現しつづけた。文字・映像・音声・身体表現を巧みに駆使した安部の実験的な活動をさぐる。
目次 1 総論(メディアの越境者としての安部公房;“社会理論”としての安部公房);2 戯曲・スペクタクル・パフォーマンス(幽霊と珍獣のスペクタクル―安部公房の一九五〇年代;死者との同化からマルクス的幽霊へ―『制服』から『幽霊はここにいる』への更新;安部演劇の可能性と限界―『未必の故意』の劇構造を中心に;『未必の故意』序説―感情移入と共同体イデオロギーを否定する演劇;俳優座から安部公房スタジオへ―新たな演劇の模索と挑戦;アヴァンギャルディストの顔―安部公房スタジオの日々);3 映像と他メディアへの越境(“砂”の闘争、“砂”の記録―あるいは安部公房における“アメリカ的なるもの”について;電子メディア時代における異化―一九六〇年前後の安部公房のテレビ脚本・SFから『砂の女』へ;ラジオドラマ『耳』『棒になった男』『赤い繭』―安部公房の不気味な笑い;実在と非実在の間の空間における探求―安部公房と写真の役割;メディア実験と他者の声―安部公房『チャンピオン』と『時の崖』;安部公房と日本万国博覧会―勅使河原宏との協働最終章);エッセイ・劇評(「快速船」の演出について;共同幻想を裁く眼―俳優座『未必の故意』)
ISBN(13)、ISBN 978-4-86405-055-5   4-86405-055-4
書誌番号 1113114956

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