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【図書】 『三国遺事』の新たな地平

韓国古代文学の現在 -- アジア遊学 --
袴田光康 ／編, 許敬震 ／編   -- 勉誠出版 -- ２０１３．１１ -- ２１ｃｍ -- ２４２ｐ

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タイトル 『三国遺事』の新たな地平
副書名 韓国古代文学の現在
シリーズ名 アジア遊学
著者名等 袴田光康 ／編, 許敬震 ／編  
出版 勉誠出版 ２０１３．１１
大きさ等 ２１ｃｍ ２４２ｐ
分類 221.035
件名 三国遺事
個人件名 一　然
注記 文献あり
内容 内容：　『三国遺事』研究の始発と現在　／　袴田光康著　総論　仏教的想像力から編纂した『三国遺事』　／　許敬震著　；　金孝珍訳　研究の栞　研究の基盤　一然と陳尊宿　／　閔泳珪著　；　金孝珍訳　『三国遺事』の編目の構成　／　李基白著　；　李恵燕訳　『三国遺事』の深層　『三国遺事』と日本神話　／　堂野前彰子著　薯童謡　／　辛鐘遠著　；　李恵燕訳　『三国遺事』にみる道教と花郎国仙　／　増尾伸一郎著　『三国遺事』から広がる世界　郷歌に対する二、三の雑感　／　金完鎮著　；　李恵燕訳　義湘大師と明恵上人　／　金任仲著　『三国遺事』と琉球の伝承世界　／　木村淳也著　研究の栞　研究の新傾向　徳川家蔵書目録に現れた『三国遺事』伝承　／　高雲基著　；　金孝珍訳　『三国遺事』の新たな地平　『三国遺事』の護国思想と万波息笛説話の「波」　／　松本真輔著　『三国遺事』の構成とその特性　／　金〔ヨン〕泰著　；　李恵燕訳　『三国遺事』における神仏の習合　／　袴田光康著　特別寄稿　江原道の月精寺・神福寺址の夫人坐像を訪ねる　／　日向一雅著　研究の栞　研究の扉　『三国遺事』研究文献目録　／　木下綾子著
内容紹介 巫俗文化の古い要素と、一然の時代の仏教思想を反映した新しい要素が幾重にも重なる「三国遺事」をどう検証すべきか。その構成や特性、神仏習合としての視点など、様々な方面から「三国遺事」を捉え直す。
要旨 高麗の普覚国尊一然が、その最晩年に編んだ『三国遺事』は、十三世紀末の朝鮮半島に流布していた神話や説話の宝庫である。巫俗文化の古い要素と、一然の時代の仏教思想を反映した新しい要素が幾重にも重なる『三国遺事』をどう検証すべきか。その構成や特性、神払習合としての視点、日本の神話や琉球の伝承との比較など様々な方面から『三国遺事』を捉え直す。近代以降築かれてきた日韓の学問の壁を越え、両国の研究者が探る『三国遺事』研究の現在。
目次 『三国遺事』研究の始発と現在；仏教的想像力から編纂した『三国遺事』；一然と陳尊宿；『三国遺事』の編目の構成；『三国遺事』と日本神話―日光感精神話の行方；薯童謡―『三国遺事』の紀異篇「武王」条と弥勒寺の西塔の舎利記；『三国遺事』にみる道教と花郎国仙―李能和『朝鮮道教史』を手がりとして；郷歌に対する二、三の雑感；義湘大師と明恵上人―『三国遺事』と「華厳縁起」を中心に；『三国遺事』と琉球の伝承世界；徳川家蔵書目録に現れた『三国遺事』伝承；『三国遺事』の護国思想と万波息笛説話の「波」―新羅を襲った津波と神功皇后説話；『三国遺事』の構成とその特性；『三国遺事』における神仏の習合―帝釈信仰と護国思想；江原道の月精寺・神福寺址の夫人坐像を訪ねる―韓国の韋提希夫人か；『三国遺事』研究文献目録
ISBN(13)、ISBN 978-4-585-22635-2　　 4-585-22635-4
書誌番号 1113116989
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113116989

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