冷戦下の世論と運動1945-56年 --
富田武 /著   -- 人文書院 -- 2013.12 -- 20cm -- 272p

資料詳細

タイトル シベリア抑留者たちの戦後
副書名 冷戦下の世論と運動1945-56年
著者名等 富田武 /著  
出版 人文書院 2013.12
大きさ等 20cm 272p
分類 369.37
件名 太平洋戦争(1941~1945)‐捕虜
注記 年表あり 索引あり
著者紹介 1945年福島県生まれ。東京大学法学部卒。同大学院社会学研究科博士課程満期退学。成蹊大学法学部教授。専門はソ連政治史、日ソ関係史。著書に「スターリニズムの統治構造-1930年代ソ連の政策決定と国民統合」「戦間期の日ソ関係-1917-1937」ほか。
内容紹介 冷戦下で抑留問題はどう報じられ、論じられたか。従来手つかずだった抑留者及び遺家族の戦後初期の運動を、帰国前の「民主運動」の実態や送還の実情も含めて、新資料をもとにトータルに描く。
要旨 抑留問題は実態解明がまだまだ不十分である。本書は、従来手つかずだった抑留者及び遺家族の戦後初期(1945‐56年)の運動を、帰国前の「民主運動」の実態や送還の実情も含めてトータルに描く。帰還者団体の機関紙、日本共産党文書、ロシア公文書館資料、関係者へのインタヴューをもとに実証的に分析したものである。シベリア抑留史のみならず戦後史としても貴重な研究であり、待望の一冊といえる。
目次 第1章 シベリア抑留概観(日ソ戦争―捕虜と抑留者;収容所の運営と虜囚生活;反軍闘争と「民主運動」;帰還者と死亡者);第2章 抑留報道と帰還者運動(『毎日新聞』の抑留・帰還報道;帰還者の国会証言と論争;帰還者と家族の運動);第3章 共産党と帰還者運動(共産党の帰還者対策;共産党系の団体;共産党とモスクワ);第4章 シベリア抑留者群像(ソ連エージェント;ソ連残留者たち;抑留の語り部たち)
ISBN(13)、ISBN 978-4-409-52059-8   4-409-52059-8
書誌番号 1113118796
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113118796

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