スートラが経典になるとき --
船山徹 /著   -- 岩波書店 -- 2013.12 -- 20cm -- 284,10p 合計ページ:294

資料詳細

タイトル 仏典はどう漢訳されたのか
副書名 スートラが経典になるとき
著者名等 船山徹 /著  
出版 岩波書店 2013.12
大きさ等 20cm 284,10p 合計ページ:294
分類 183
件名 経典 , 翻訳‐歴史
注記 文献あり 年表あり 索引あり
著者紹介 1961年生まれ。88年京都大学大学院文学研究科博士後期課程中退。現在、京都大学人文科学研究所教授。アメリカのプリンストン大学宗教学部、ハーヴァード大学神学部、オランダのライデン大学等において客員教授を歴任。中国中世仏教史とインド仏教知識論を中心に仏教史を多角的に研究。
内容紹介 インドの言葉が原語であった仏典は、中国の文字や言葉に翻訳されて伝わることにより、東アジアの文化的基層となった。仏典の漢訳という、人類の壮大な知的所産をわかりやすく解説した、初めての一般向け概説書。
要旨 サンスクリット語などインドの言葉が原語であった仏典は、中国の文字や言葉に翻訳されて伝わることにより、東アジアの文化的基層となった。鳩摩羅什や玄奘ら、高僧たちの翻訳理論とはいかなるものか。どのような体制で、どれくらいのスピードで行われたのか。中国に無かった概念をどう訳したのか。さらに、中国で作られた、「偽経」とは?仏典の漢訳という、人類の壮大な知的所産を、専門外の読者にもわかりやすく解説した、初めての本。
目次 第1章 漢訳という世界へのいざない―インド、そして中国へ;第2章 翻訳に従事した人たち―訳経のおおまかな歴史;第3章 訳はこうして作られた―漢訳作成の具体的方法と役割分担;第4章 外国僧の語学力と、鳩摩羅什・玄奘の翻訳論;第5章 偽作経典の出現;第6章 翻訳と偽作のあいだ―経典を“編輯”する;第7章 漢訳が中国語にもたらしたもの;第8章 根源的だからこそ訳せないもの;第9章 仏典漢訳史の意義
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-024691-0   4-00-024691-7
書誌番号 1113119911

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 183 一般書 利用可 - 2051785285 iLisvirtual
公開 Map 183 一般書 利用可 - 2051805871 iLisvirtual