新しい福祉国家へ --
橘木俊詔 /著, 広井良典 /著   -- 岩波書店 -- 2013.12 -- 19cm -- 172p

資料詳細

タイトル 脱「成長」戦略
副書名 新しい福祉国家へ
著者名等 橘木俊詔 /著, 広井良典 /著  
出版 岩波書店 2013.12
大きさ等 19cm 172p
分類 332.107
件名 日本‐経済 , 社会保障‐日本
著者紹介 【橘木】1943年生まれ。小樽商科大学卒、大阪大学大学院修士課程修了、ジョンズ・ホプキンス大学大学院博士課程修了。京都大学教授を経て現在、同志社大学経済学部教授。その間、仏米英独で教育・研究職。専攻は経済学。主な著書「日本の経済格差」など。
内容紹介 変容する日本社会において、社会保障制度の役割は大きい。アベノミクスが目指す「成長」で全てが解決するのか。短期的な「成長」思考を越え、環境・福祉・経済が鼎立する「定常社会」という新たな社会の姿を考える。
要旨 少子高齢化、家族構造の変化、雇用の不安定化、格差の拡大、疲弊する地域…変容する日本社会において社会保障制度が担う役割はますます大きくなっている。アベノミクスが目指す「成長」でこれらの問題がうまく解決するのか。短期的な「成長」思考を越えて、環境・福祉・経済が鼎立する「定常社会」という日本社会の姿、「新しい福祉国家」への道を考える。
目次 第1章 成長戦略はバラ色か(「成長」という考え方の系譜;高度成長の時代の考え方では;教育が成長を支えるのか;成長だけが目標か);第2章 変容した社会保障の基盤(家族は再度担い手となり得るか;今も企業は社会保障の担い手か;地域コミュニティの可能性;政府が支えた方がいいのだろうか;年金制度はどうすべきか;医療・介護の問題点は;生活保護をどうすべきか);第3章 成長に代わる考え方とは―「定常社会」への構想(「定常社会」を考える思想;ケアの思想;幸福論から);第4章 「定常社会」とは何か(環境・福祉・経済の鼎立は可能か;目指すべき社会を財政は支えられるのか;目指すべきは定常社会;定常社会の鍵はローカリゼーション;「自立」するのは中央か地方か)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-025925-5   4-00-025925-3
書誌番号 1113121706

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 Map 332.1/タ 一般書 利用可 - 2051817136 iLisvirtual
中央 書庫 332.1/1710 一般書 利用可 - 2051822903 iLisvirtual