近代東アジア美術史の桎梏と命運 --
稲賀繁美 /著   -- 名古屋大学出版会 -- 2014.1 -- 22cm -- 581,189p 合計ページ:770

資料詳細

タイトル 絵画の臨界
副書名 近代東アジア美術史の桎梏と命運
著者名等 稲賀繁美 /著  
出版 名古屋大学出版会 2014.1
大きさ等 22cm 581,189p 合計ページ:770
分類 722
件名 東洋画 , 東洋美術‐歴史‐近代
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1957年東京生まれ。東京大学教養学部卒。同大学院比較文学比較文化専攻。パリ第1大学に留学。東京大学教養学部助手、三重大学人文学部助教授等を経て、現在、国際日本文化研究センター教授および総合研究大学院大学文化科学研究科研究科長。国際比較文学会理事ほかを務める。
内容紹介 浮世絵から極東モダニズム、植民地藝術、現代美術まで、「日本美術」「東洋美術」の揺れ動く輪郭を歴史的に見据えつつ、国境を跨ぐイメージと文化の相互作用を、その接触の臨界に立って考察する。
要旨 近代以降の地政学的変動のなかで、絵画はいかなる役割を背負い、どのような運命に翻弄されてきたのか。浮世絵から極東モダニズム、植民地藝術、現代美術まで、「日本美術」「東洋美術」の揺れ動く輪郭を歴史的に見据えつつ、国境を跨ぐイメージと文化の相互作用を、その接触の臨界に立って考察する。
目次 第1部 内と外からみた日本美術(挿絵の想像力―西洋舶来の書籍情報と徳川日本の視覚文化の変貌;西洋の日本美術像と日本の自画像 ほか);第2部 東洋美術の越境―インドの岡倉覚三(岡倉覚三と「インド美術」の覚醒―東洋美術史におけるその遺産と忘却;『東洋の理想』と二人の女性―ジョセフィン・マクラウドとシスター・ニヴェディタ ほか);第3部 極東モダニズムと東洋回帰(『白樺』と同時代の世界的モダニズム;黒田重太郎と京都モダニズム ほか);第4部 植民地朝鮮と「満洲国」をめぐる藝術(東洋美術のジレンマ―岡倉覚三・柳宗悦・魯迅;古蹟保存の植民地主義と植民地主義の文化遺産―朝鮮総督府の政策と淺川巧とのあいだ ほか);第5部 文化政策と東西対話(ブエノス・アイレスの雪舟―島崎藤村の国際ペン・クラブ参加;小松清とヴェトナム―仏印進駐期日本の文化政策とその余波 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-8158-0749-8   4-8158-0749-3
書誌番号 1113123171

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 722/9 一般書 利用可 - 2051837137 iLisvirtual