デヴィッド・コーエン /〔著〕, 高砂美樹 /訳   -- みすず書房 -- 2014.1 -- 20cm -- 406,20p

資料詳細

タイトル フロイトの脱出
著者名等 デヴィッド・コーエン /〔著〕, 高砂美樹 /訳  
出版 みすず書房 2014.1
大きさ等 20cm 406,20p
分類 146.1
個人件名 フロイト,ジークムント
注記 The escape of Sigmund Freud.の翻訳
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 【コーエン】1946年生まれ。オックスフォード大学で心理学を学ぶ。心理学者として著書を書くと同時に、雑誌『心理学ニュース』を創刊して編集長を務め、ジャーナリストとして映画・テレビ番組の制作にもあたってきた。
内容紹介 1938年、フロイトはいかにナチスのはびこるウィーンから脱出し、ロンドンへと逃れたのか。そこにはあるナチス将校の存在が…。フロイトの晩年に重点を置き、ロンドンへの脱出の顛末をつづったノンフィクション。
要旨 ジークムント・フロイトはいかにナチスのはびこるウィーンから脱出し、ロンドンへと逃れたのか?本書はフロイトの晩年に重点を置き、ロンドンへの脱出の顛末をつづったノンフィクションである。82歳の高齢で亡命するだけの資金もない精神分析家がウィーンを発つまでの日々を辿っていくと、あるひとりの男の存在が浮かび上がってくる―フロイト家の不正蓄財を管理するべくナチスから派遣された将校、アントン・ザウアーヴァルトである。これまでに数々の伝記で語られてきたフロイト像を検証し、フロイトが精神分析学史に遺した功績に触れながら、物語はフロイト家とザウアーヴァルトをめぐる謎の解明へと収斂されていく。
目次 憎悪の官僚制;伝記および閲覧制限つき文書;精神分析家のつくられかた;セックス、子どもたち、家族の秘密;ナチスの台頭;詩人と分析家;フロイトの八十歳の誕生日;茶碗の中の世界史―オーストリア併合;フロイトの生涯における最悪の日;アントン・ザウアーヴァルト;自由;『モーセという男と一神教』;最後の言葉、最後の闘い;戦後―一九四〇年から一九五〇年におけるドイツとオーストリアの精神分析;秘密の銀行口座
ISBN(13)、ISBN 978-4-622-07796-1   4-622-07796-5
書誌番号 1113123189

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