一六・一七世紀の東アジア海域 --
中島楽章 /編   -- 思文閣出版 -- 2013.12 -- 22cm -- 405,3p 合計ページ:408

資料詳細

タイトル 南蛮・紅毛・唐人
副書名 一六・一七世紀の東アジア海域
著者名等 中島楽章 /編  
出版 思文閣出版 2013.12
大きさ等 22cm 405,3p 合計ページ:408
分類 220.04
件名 アジア(東部)‐対外関係‐歴史‐近世
著者紹介 1964年生まれ。早稲田大学文学研究科博士課程退学。九州大学大学院人文科学研究院准教授。「明代郷村の紛争と秩序-徽州文書を史料として-」「徽州商人と明清中国」「寧波と博多」。
内容 内容: 序論 「交易と紛争の時代」の東アジア海域 / 中島楽章著 ムラカ王国の勃興 / 山崎岳著 一五四〇年代の東アジア海域と西欧式火器 / 中島楽章著 堺商人日比屋と一六世紀半ばの対外貿易 / 岡本真著 ドイツ・ポルトガルに現存する戦国大名絵画史料 / 鹿毛敏夫著 一六~一七世紀のポルトガル人によるアジア奴隷貿易 / ルシオ・デ・ソウザ著 ; 小澤一郎, 岡美穂子訳 近世初期東アジア海域における情報伝達と言説生成 / 藤田明良著 清朝の台湾征服とオランダ東インド会社 / 鄭維中著 ; 郭陽訳 ポルトガル人のアジア交易ネットワークとアユタヤ / 岡美穂子著
内容紹介 多様なエスニシティをもつ人々が混在した16~17世紀の東アジア海域。「南蛮」「紅毛」「唐人」、そして彼らと接した「和人」たちの交流と競合を通じて、東アジア海域における「交易と紛争の時代」を描き出す。
要旨 一六~一七世紀の東アジア海域は、多様なエスニシティをもつ人々が混在し、彼らの活動を通じて、モノやヒト、そして文化や情報が海をこえて運ばれた。そこでは平和的な交易や文化交流から、暴力的な紛争や戦争までが交錯し、交易と略奪、海商と海賊との境界もしばしば流動的であった。本書では「南蛮」「紅毛」「唐人」、そして彼らと接した「倭人」たちが残した証言を、さまざまな視角から多面的に論じることにより、東アジア海域における「紛争と交易の時代」のダイナミズムを描きだす。
目次 序論―「交易と紛争の時代」東アジア海域;ムラカ王国の勃興―一五世紀初頭のムラユ海域をめぐる国際関係;一五四〇年代の東アジア海域と西欧式火器―朝鮮・双嶼・薩摩;堺商人日比屋と一六世紀半ばの対外貿易;ドイツ・ポルトガルに現存する戦国大名絵画史料;一六~一七世紀のポルトガル人によるアジア奴隷貿易―ヴィクトリア・ディアスある中国人女性奴隷を追って;近世初期東アジア海域における情報伝達と言説生成―一六六五年オランダ船普陀山襲撃事件を中心に;清朝の台湾征服とオランダ東インド会社―施琅の「台湾返還」密議をめぐって;ポルトガル人のアジア交易ネットワークとアユタヤ
ISBN(13)、ISBN 978-4-7842-1681-9   4-7842-1681-2
書誌番号 1113125410

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